PCに向かい 遺伝子と組織について 訳文を打ち込んでいる 時々外を見る 木々をしばらく眺めている またPCに向かい モニタに浮かぶ遺伝子を見る
翻訳料振込みを確かめる マーケットに行って パンとバターとコーヒーを買う 市の行政サービスセンターに寄って 住民票をもらう 自分が登録済みの市民であるのがおかしい 自分がこうして生きているのが なんだか不思議で わたしはそそくさとバスに乗り PCのある部屋に逃げ戻る