Vamos

mayo 2001
Vol. 22
  1. 総会
  2. 神秘のマヤ文明、マヤ神話の講演会
  3. 第1回インターナショナルフェスティバル
  4. エミリオ夫妻の小さな国際交流
  5. 連載「私のスペイン」村島美智代

2001年5月発行
発行責任者:萱嶋太郎
編集/翻訳:姫野幸司
翻訳協力:竹下誠一
広 報:田島グロリア・佐々木亨
発行所:宮崎イベロアメリカ国際交流協

総 会
 2000年度総会が、2月21日(水)宮崎市市民プラザで開かれました。出席者および委任状を合わせ過半数を越えており、無事総会を開くことができました。今年の総会は、関東支部長兼理事の中島氏も出席しました。

  司会は小林地区担当の小里氏。萱嶋会長の簡単な挨拶で総会が始まりました。
姫野事務局長から昨年度の事業報告、また、会計の松村氏から昨年度の会計報告。以上、出席者の承認を得ました。同じく本年度の事業および会計も承認されました。
 昨年末、バモスホームページの正式なドメインを取得し、1年間分のサーバーレンタル料を支払ったので、そのための経費を広告等で捻出するということになりました。最近、バモスへの入会者がHPから多いということを事務局長は強調いたしました。総会は1時間で無事終了。

 * 写真は「行事&フィエスタ」を参照。

昨年度事業及びイベント

  • 2月:総会(喫茶店「トム」)
  • 4月:シーガイヤ世界フリーマーケットに出展(売上げはバモス会計へ)
  • 5月:鹿児島支部準備会合のための懇親会(鹿児島市、発起人:平島さん)
  • 6月:バモスフラメンコフィエスタ(「らいふのパン」にて)
  • 9月:鹿児島支部主催フラメンコ・サルサフェスタ(鹿児島市)
  • 11月:マヤ文明講演(場所:市民プラザ)
    「ポポロヴフの世界」:林屋永吉元スペイン大使
    「グアテマラにおける遺跡発掘報告」
  • 11月:インターナショナルフェスタに参加
    * 物品販売
    * スペイン支部長エミリオ夫妻によるスペイン料理試食会

2001年度度事業計画

  • 7月:スペインギター音楽とワインの夕べ
  • 11月:第2回インターナショナルフェスタに参加
    * 他の活動は随時計画
    * 月に1回ブエナビスタ(Buena vista)の集まりマヤ文明サミットに向けての活動

新役員は以下の通り。

【2001年度宮崎イベロアメリカ国際交流協会役員】

  • 会長:萱嶋 太郎
  • 副会長:古川 哲也
  • 専務理事:姫野 幸司
  • 事務局長:姫野 幸司
  • 理 事:柏木 和光
  • 理事務局次長:柏木 和光
  • 理事:下郡 徹
  • 理事:竹下 誠一
  • 理事:中島 健(首都圏担当)
  • 広報:佐佐木 徹
  • 広報:田島 グロリア
  • 会計:松村 千恵子
  • 学校運営委員長:久保田 和人(グアテマラ)
  • 監事:田島 勝
  • 監事:寺坂 正義
  • 顧問:林屋 永吉(グアテマラ・マヤ文化協会会長、元スペイン大使等)
  • 顧問:泰泉寺 尚
  • 顧問:松田 公利
  • 顧問:山下モンセラット

神秘のマヤ文明、マヤ神話の講演会
  • 日時:2000年11月4日
  • 場所:宮崎市市民プラザ

    神秘のマヤ講演「マヤ神話ポポルヴフの世界」
    講演者:林屋永吉(元スペイン大使)
       「中米マヤ遺跡の発掘調査に関わって」
    講演者:半田昌之(タバコと塩の博物館学芸課長)
    出席者数:35名(定員40名)
     大学関係者、考古学関係者、民俗学関係者、博物館関係者、
     バモス会員、一般会員の出席

     萱嶋会長の挨拶(マヤ文明の重要性を説く)の後、前座の半田先生の講演に入る。スライドをまじえながら、実際に発掘調査した模様を伝える。
     具体的に発掘の仕方、保存の仕方等。また、グアテマラ独特の発掘の仕方も説明する。半田先生はマヤの高度な天文学、都市建設といい、現代文明が本当に過去の文明よりもすぐれているのかと疑問をもっている。文明退化説をとっている。今夏、パプアニューギニアの奥地へフィールドワークに入ったそうだ。平穏な村が貨幣経済の流入により崩れつつある姿を間近に見たとのこと。

     林屋先生のお話しは、半田先生の話しを若干引き継いでいる。
    太古のアジア人が獲物を追いかけているうちにベーリング海峡をわたってしまい、生活範囲を広げながら、北米から南米と染み渡るように定住していった表現は非常に文学的な表現なり。
     ポポルヴフの世界は、日本書紀の創世神話に似ている。4角の神様も同じ。ポポルヴフ神話の天地創造で洪水が出てくるが、欧州人はこれをキリスト教の聖書を真似たものといっている。洪水はどの神話にも出てくると同先生はおっしゃっている。
     神話について詳細は、中央文庫「ポポル・ヴフ」(620円)を。故三島由紀夫氏が賛を記している。

     翌日、萱嶋会長と広報担当の佐佐木氏が林屋会長を西都原古墳群へ案内する。
     西都市内の料理屋で昼食(在席:萱嶋、佐佐木、姫野、西都市国際交流協会の事務局長の渡辺さん)。同会長は、スペイン大使の頃、現天皇陛下をアルタミラの洞窟壁画へ案内されたとのこと。西都原に感激したのことです。昼食の席上、林屋先生はバモスの顧問として就任することを快諾されました。

    マヤ講演会については11月9日の宮崎日日新聞に掲載されていました。末尾には2002年に古代マヤ文明サミットの開催を進めているとありました。

    * 写真は「行事&フィエスタ」を参照。


  • 第1回インターナショナルフェスティバル
  • 日時:2000年11月11日
  • 場所:宮崎市文化の森

     サミット外相会議後の国際化推進を記念し、宮崎県国際課主催のインターナショナルフェスティバルが開かれました。バモスも1日の参加。

    バモステントの出し物:寄木細工、有機農法による茶の販売、子供服やアクセサリーの販売、パエリャの試食会。

     エミリオの奥さんのコンチさん(美人です(^^)(^^))によるパエリャ作り開始。
     会計の松村さん宅で夫妻は材料準備。エミリオ夫妻は、しきりにパエリャ用の鍋よりも深くて特大の中華鍋がいいという。パエリャ用鍋はあくまでもレストラン用。そういえば、エミリオの自宅でパエリャ作りの名人がパエリャを作ったとき、70センチ近くもある特大の深い中華鍋(サルテン)でやっていた..
     2つの鍋に材料が浸るくらいにオリーブ油を入れる。片方は野菜、片方は肉。野菜鍋にその後完熟トマトを入れる。肉鍋にはたっぷりワインを入れる。野菜鍋にイカを入れる。その後小エビも。その間、肉厚ピーマンを焼いて 皮をむく。1つの鍋に材料をすべて入れ、コメを入れる。水加減は好み。でき上がったから赤ピーマンを入れ、ムール貝を入れて少し蒸す。蓋はしない。
     以上が、コンチさんのパエリャ。
     試食の段階になると人垣!!!バモス関係者用のパエリャはとっておき、テントで遅い昼食。それにスペイン産ワインも飲む。

     その後、会員の高橋さんがフラメンコを踊る。最初の衣裳はブルー。見学していた外国人の女性がセビリャーナスが踊れ、二人で楽しく踊る。次に衣裳を赤と黒に着替え、情熱的なフラメンコを踊る。高橋さんの踊りには切れがすごくあった。総合的にバモステントが一番の人気であったような気がする。


  • エミリオ夫妻の小さな国際交流
     エミリオ夫妻は、宮崎空港へ到着後、霧島山麓、高千穂牧場前の霧島ロイヤルホテルに投宿(宮崎空港から約1時間10分)。
      翌日、バモス事務局長の嫁さんが勤務する都城市立御池(みいけ)小学校(高度530m、全校生徒7名)、同事務局長の娘が通う都城市立夏尾(なつお)中学校(全校生徒16名)を訪問し、子供たちにスペインの世界を教える。
     事前にスペイン語の勉強をした御池小の子供達、スペイン語が通じて大喜び。夏尾中学校ではエミリオはスペインの地理や農産物を説明。また、寄木細工の説明もする。最後に生徒の演奏する大正琴やリコーダの演奏にいたく感激。
     民間大使の役割をきちんと果たす。本当の草の根の交流なり。

    2000年11月9日
    * 写真は「行事&フィエスタ」を参照。


    連載「私のスペイン」

    村島美智代

     ここはボビンレースで有名な町。16世紀にフランドルのある貴婦人が教え伝えたといわれている。パラドールでその実演を見る事ができると聞きこの町に寄ったが、それだけで通り抜けするにはあまりにも歴史的魅力が凝縮されていた。
     スペイン黄金時代から今日までずっと使われている野天劇場、白と緑に統一された建物に囲まれた中央広場、その他色々な歴史的文化遺産・・・。ここアルマグロは12世紀にアルフォンソ7世に開放されて以来300年間に亘り、カラトラバ騎士団の本拠地がおかれた町だった。その為か歴史的建造物が沢山ある。

     ボビンレースの実演を見る為に、また美味しい風土料理を食べる為に寄ったパラドールも、趣向を凝らしたパティオがいくつもある素晴らしいものだった。1596年にダビデ・デ・ラ・クエバ家によって建てられたとか。
     結局時間を間違えボビンレースの実演を見る事が出来なかったが、美味しい風土料理には満喫できた。ゆったり時間が流れるこの町に、今度来た時は2〜3泊したい、のんびりこの町を探索したいという願望にとらわれた。

     アルマグロでの素晴らしい思い出のひとつに、このパラドールで知り合った英国人老夫婦の事を少し書こうと思います。仕事をリタイヤされ、マラガに別荘をお持ちのこの御夫婦はよくこのスペインに来られるとか。(羨ましい話!!)今回はソリアなど北部をゆっくり回ると言われておられた。パラドールのレストランに入ってきた時からその素敵なオーラが漂っていて、初々しいカップルのように仲が良く生き生きとされていた。
     化石の老夫婦が多い中、私達もああいうふうに綺麗に年を重ねたいねと夫と話していたもの・・・そして、幾つになっても色んな好奇心を持っていたい。私達に興味をもたれたのか目をキラキラさせて色々話をしてこられ、意気投合した私達はお互いの写真を撮り、メール交換の約束をして別れた。今も時々メールが来る。

     あっという間に時間も押し迫り、後ろ髪を惹かれる思いでアナの待つコルドバへと出発した。

    ↑ ▲ Top