Vamos

febrero 1999
Vol. 17
  1. 中米のハリケーンの被害について
  2. バモス、朝日新聞のトップ記事に紹介
  3. スペイン大使館主催パーティグルメ体験記
  4. 坂元淑子のドミニカからの頼り
  5. 連載「私のスペイン」その7 村島美智代
  6. シェフ岡部のスペイン料理講座 その8
  7. 情報コーナー
  8. バモスグッズ、スペインン産ワインのお知らせ

1999年2月発行
発行責任者:萱嶋太郎
編集/文責/翻訳:姫野幸司
広 報:田島グロリア・佐々木亨
発行所:宮崎イベロアメリカ国際交流協

中米のハリケーンの被害について
 昨年、中米、カリブ海を襲ったハリケーンが甚大な被害をもたらしたことはご存知だと思います。前号(16号)でラデモクラシア村の学校の現状について調査を依頼した三野義孝さんから、被害直後、緊急支援金を要請する電子メールがグアテマラから届きました。
 独自で救援活動を始め、日本人の有志から集めた義援金をグアテマラ赤十字へ届けました。急なお願いだったので、バモスは、組織として具体的な行動が取れず、また、被害状況が十分に分からなかったため、会長および副会長と相談の結果、個人的な寄付活動を行いました。


バモス、朝日新聞のトップ記事に紹介
 昨年10月2日(金)の朝日新聞の夕刊の1面トップ記事で、“九州でラテン熱"というタイトルで九州の主要なラテングループが紹介されました。


スペイン大使館主催パーティグルメ体験記
 昨年10月中旬に開かれたスペイン大使館主催のパーティへ、バモスを代表して名古屋支部会員の浅井一輝さんに出席してもらいました。以下、その感想記です。浅井さんは、昨年スペインのグラナダへ短期語学留学し、現在、スペインの虜、特にスペイン料理に夢中になっています。

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 正午に開催となっていましたが、スペインらしく開会の辞などがあるわけではなく、なんとなく始まって、その後もダラダラと出席者が訪れては勝手に飲み食いしたあげく、好きなときに帰っていくといった具合でした。ただし最初の一時間の間は、大使はじめ大使館員の方々が玄関で出迎えてくれていました。
 どこかの広めのバルといった感じのフィエスタでしたが、セルベッサはクルスカンポ。ビノはエル・コトの赤・白。ヘレスはティオ・ペペが並び、ケソ・マンチェゴやハモンの他、兎と茸のパエリャ、トルティーリャ、ガンバス・アル・アヒージョ、レンテハスの煮込み、サルピコン、白アスパラのサラダ、豚のロースト、ミガスなどなど、バラエティに富んだ豊富な食事がビュフェ・スタイルで楽しめました。

 参加者の中には、NHKのスペイン語講座でなじみの人たちやJリーグ選手なども混じっていましたし、スペイン料理研究家として有名な おおつきちひろ さんもいらっしゃってました。

記:浅井 一輝 


坂元淑子のドミニカからの頼り/td>
ハラゴニア 10月1日(木)

 私の下宿しているラ・ベガ市は大したことがなくてよかったのですが、現在ドミニカ共和国はハリケーンの復旧作業で大わらわです。木曜の勤務地ハラゴニアはハリケーンが通過して10日になるというのに電気と水がありません。首都は街路樹がやられ、風景が変わってしまいました。被害が大したことのないところも農作物は全滅ですから、今後の生活が苦しくなるだろうと心配されます。台風になれている私もビックリのサイクロンでした。

 写真は7月23日広島カープ選手養成所へ行ったときのものです。予約していたもにも関わらず、選手は試合に出かけていていませんでしたが、施設を案内していただき、昼食と帽子までいただきました。たまにですが、ここの見学を目的にドミニカへ来る日本人もいるそうです。キャンプシーズンに天福球場へいったらドミニカの選手と話ができるのでしょうか?どなたか挑戦してみてください。

 p.s.記事が載っていなかったところをみると前回のハガキは届かなかったようですね。


連載「私のスペイン」その7
村島 美智代
「セビージャ」

 魅力的なセビージャは、アンダルシア一の都市である。その歴史は大変古く、私の今一番興味のあるドン・ペドロ一世とも関りが深い。カルモナの城塞を補強し、セビージャの城を修復し、そこに宮殿を作ったこの王様、モンティエル城で義理兄に暗殺されるまで、今日では考えられない生きざまを見せている。
 ところで皆さんは、カンディレホ通りを御存知でしょうか?今はアルファルファ通りと言って、あのメリメの「カルメン」のカルメンとドン・ホセが逢い引きする舞台となった場所。このガイドブックにも載ってない通りに、あのペドロの胸像がある。今回はその胸像に纏わる話を紹介します。

 彼は正義心と寛大さを持った王様で、「残酷王」と「審判王」の二つの呼び名を持っていた。「審判王」は後年イザベル女王がつけた物だが「残忍王」というのは、主に女性を多く処刑した事から来てるらしい。
 さて、14世紀のセビージャは辻斬りが多く物騒だった。そこで町の実情を確かめようと、夜の町を御忍びで歩く事にした。そんなある夜、通りでセレナーデを歌っている男と出喰わし、ひょんな事から決闘となってしまう。
 外が騒がしいので老婆が窓から顔をだし、ランプで照らして見ると、一人は何とペドロ王。次の朝、相手の死体が転がっていた。警備隊長が事件の事と、目撃者である老婆の事を国王に告げる。困った王様。考えた挙げ句、国王であれ罪を侵せば罰を受けなければならない事を示す為、その現場に石像で作った自分の首を晒した。

 現在ある石像の胴体部分は、後に孫のコンスタンシアが作らせた物。今もアルファルファ通りと、カベサ・デル・レイ・ドン・ペドロ通りの交わる建物の二階から下を見下ろしている。興味を持たれた方は散歩がてらに行かれてみては。当時のままの表情であなたを見下ろしているでしょう。


シェフ岡部のスペイン料理講座 その8
 パエジャは家庭の味、レストランの味、作り方まで微妙にちがい、それこそ千差万別だ。大都会マドリードでおいしいパエジャのレストランを探すのも大変なくらいおいしい店は少なく、さすがバレンシア(米とパエジャの産地)へ行くと、バレンシア風パエジャ(海に面していながら魚介は使わず、ウサギ肉、鶏肉、豆、野菜を使う)をおいしく食せるレストランが数軒ある。やはりパエジャのバリエーションも豊富だ。

● ミックス パエジャ(Paella mixtu)

材料(4人分)

  • 米:350〜360g
  • ムール貝:8個
  • えび:8本
  • いか:150〜160g
  • あさり:200g
  • 鶏肉:150〜160g
  • ピーマン:4個
  • グリンピース又はインゲン:40〜50g
  • にんにく:3片
  • 鶏がらブイヨン:4カップ強
  • オリーブ油:60〜70cc
  • トマトソース(トマト・タマネギ・赤ピーマン・にんにく・塩で作っておく)
  • 白ワイン:60〜70cc
  • サフラン:適宜
  • レモン:1/2個
  • 塩:適宜

作り方

  1. 鶏肉は適当な大きさに切る。ピーマンは輪切りに、にんにくは半分に切っておく。
  2. パエジェラ(パエジャ鍋)にオリーブオイルを入れて熱し、にんにくを入れ焦げるまで炒める。
  3. にんにくを取り出し、鶏肉を入れ、表面が白くなったら、以下、アサリ、ピーマンを順に炒め、米を入れオリーブが米になじむまで軽く炒める。
  4. トマトソース、白ワイン、ブイヨン、塩を入れ、ムール貝、えび、グリンピースを並び入れ最後にサフラン水を流し入れ8分〜10分煮て、火を弱火にする。ブイヨンが少ないようだったらすぐ継ぎ足す。
  5. 弱火にしてから約10分したら米の硬さをみて、ブイヨンがグツグツいっているうちに火を止め、蓋をして4、5分蒸らし、くし形に切ったレモンを添えて食卓へ。
      〈注意点〉
    • ブイヨンが少なくなってからはブイヨンは継ぎ足さないこと。米に腰がなくなってしまう。
    • 米に少し芯があるうちに火を止め蒸らすこと。
    • 米は粘り気のない標準米か砂地の米がよい。コシヒカリなどを使うと失敗する。

● トマトソース

材 料

  • トマトの水煮(缶詰):500
  • タマネギ:1個
  • にんにく:2片
  • ローリエ:2〜3枚
  • オリーブオイル、塩:適宜

作り方

  1. にんにく、タマネギはみじん切りにしておく。
  2. 弱火で熱したフライパンににんにくを入れ、ほんのり色がつきだしたらタマネギを入れ、しんなりするまで炒めローリエを加える。
  3. 少し火を強火にしトマトの水煮を入れてよくつぶし、弱火にして塩を加え、10〜15分煮込む。


情報コーナー
 グラナダのスペイン支部長のエミリオさんから地元誌IDEAL(1月10付け)のFAXが送られてきました。それによると、グラナダ市は日本との友好を深めるために各種の交流活動を行うと、グラナダ市長と日本の参議院議員が共同記者会見で発表しという。将来的には、グラナダに日本文化センターが設立されるのではないか...以下、その記事。

< その2・中米情報 >
マイアミに住み、毎日、中米を飛び回る商社マンからの情報。
“本日サンホセからサンサルバドルに移動してきました。先週もサンサルバドルに居たので、ここのホテルはまるで私の自宅のようであります“

「治安」

 アジア通貨危機の影響が中南米にも飛び火し、こんな小さな国まで影響を受けつつあります。その影響もあって、治安が益々悪化しています。
ここ数ヶ月、一月に約400のトラックジャック(貨物を奪う)、一時間に約25件の殺人事件が起きています。たった5百万人の人口の国なのに。

 企業は安全対策に対する出費で固定費がかさんでおり、政府、警察になんとかせんかいと強烈にクレイムしています。先日もサンサルバドルでデモがありましたが、Polici'a antimoti'nが出動し、発砲する騒ぎがありました。
 元々、治安の悪い国ですが、身近な人の中にも、強盗に襲われたり、車を盗られたり、殺されたりする人が出てきています。車のフロントガラスや横っ腹に明らかに「弾痕」と思われる穴があいてるのを頻繁に見れるのは、世界広しといえど、ここぐらいでしょうね。


バモスグッズ、スペインン産ワインのお知らせ
 「ばもす」では、活動資金としてスペイングッズを販売しています。グラナダ焼きの皿、鉢、コップ、寄木細工のコースターやテーブル、時計、鏡....すべてスペインから直送されたものです。一部はスペインから直接運んできました。
 会員には割引制度がありますので、是非ご利用下さい。また、スペイン産ワイン、オリーブ油(日本でイタリア産となっているがほとんどスペイン産のものをイタリアの業者が買い占めているとのこと)、オリーブの実、サフランなど食品も現地から直輸入して代理購入しております。

例えば:
グラナダ焼きグラタン皿(中): 1,500円 1,300円
寄木細工のテーブル: 50,000円 40,000円
グラナダセラミック製時計(小): 20,000円 14,000円
グラナダセラミック製時計(大): 30,000円 20,000円
セラミック製鏡: 15,000円 12,000円
寄木細工のコースター1枚: 800円 400円
パエリャ鍋(3人用): 1,500円
スペイン産ワイン → 2,000円 〜 2,500円

 1日1杯半の赤ワインが脳を活性化し、ボケ防止となることが科学雑誌“ネイチャー"で発表される!

 一度、試してごらん、病みつきになりますよ、スペイン産ワインは欧州では人気がありますよ。日本では都会以外、地方ではあまり手に入りません。日本で販売されていないワインもあります。

 最近、日本で、スペイン産ワインのブームで、現地スペインでワインが高騰しています。フランスやイタリアの5,000円クラスのワインがスペイン産なら3,000円以下で手にはいるので、人気があるとか。
 リベラ・デル・ドゥエロ地方のProtos(赤)が東京で人気商品となっています(但し、酒店では入手困難)。バモスの会員で、評判のいい白のPampanoは、日本では販売されていません。グラナダにいけば、スペイン支部のエミリオが夜のバル(居酒屋)巡りへ案内します。奥さんの弟夫婦がやっている可愛らしいバルにもいきますよ〜〜〜。

只今、ワインあります!!

Protos joven : 赤/リベラ・デル・ドゥエロ産、人気絶頂!!
Pampano : 白/ルエダ産(日本で未販売)
Torremilanos Tinto Crianza 94 : 赤/日本で未販売
Los Molinos Crianza : 赤/日本で未販売
Valdemoya Tinto Crianza 95 : 赤/日本で未販売
Vacceos Joven : 赤/日本で未販売

  • 遠方で、ワイン希望の方は、電話で事務局まで連絡してください。
    発送いたします。ワイン専用箱と送料はご負担ください。
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