Vamos

mayo 2002
Vol. 23
  1. 連載「私のスペイン」村島美智代 その12
  2. シェフ岡部のスペイン料理講座 その13
  3. 年会費その他

2002年5月発行
発行責任者:萱嶋太郎
編集/翻訳:姫野幸司
翻訳協力:竹下誠一
広 報:田島グロリア・佐々木亨
発行所:宮崎イベロアメリカ国際交流協

連載「私のスペイン」

村島美智代

 コルドバのホテルにチェックインしたのは、夕方の7時頃だった。
私達の到着が遅かった為、心配したアナはマンサナーレスのホテルに何度も電話を入れていた(会った時は連絡をし忘れた事を平謝り!!)。
 3年半ぶりに会った彼女は髪を少し短く切っただけで何も変わらず、2歳の私の息子を見るなり優しく抱きしめキスをくれた。

 そして、その足で彼女の家へと向かった。
 彼女の家に着くとたった3年半の時の流れに驚かされた。小さかった彼女の息子アントニオが6歳になり、背も大きくなってるではないか。最後に会った時はまだ私の息子ぐらいだったのに。いつも思うが友人の子供に会うと自分の年が行くのを思い知らされる。
 初めは人見知りをしていた私の息子も、10分位で何やらアントニオと会話(?!)をしていた。子供とは不思議だ。言葉が出来なくてもコミュニケーションが取れるのだから。ましてや私の息子は口が遅く、やっと単語が出てきたばかりの殆どが「あー」「あれ?」「ちゃう」の世界。それでもアントニオには通じているようだ。

 この夜はタパスをつまみに彼女のお勧めのお店に行く。
 新鮮な魚介類中心のお店で昔からあるとか。お店の名前は「EL CHURRASCO」 。レストラン「EL CABALLO ROJO」が経営しているとか(とても美味しいお店なのでお勧めです)。
 翌日は懐かしのメスキータへ入りアナがガイドをしてくれた。
 ここでは偶然にも友人のエレーナと6年ぶりの再会をする。私に気が付き仕事をほったらかして走ってきたのにはビックリ。たまたま彼女のガイドをしていたグループは気のいい人たちだったようで、にこやかに私達を見ていたが私としては気を使ってしまった。
 お昼からはアナも仕事があり、私達はアントニオと彼のシッターであるマリア・ホセさんとで近くの公園へ行く。スペインの公園は日本のものとは違い、危なげではあるがカラフルで結構体力を使うものばかり。物によっては大人も(?!)楽しめる。
 そう言えばベンチに座り喧嘩をしている夫婦がいて、40分ほどして仲直りをして家に帰っていった。公園ってそういう使われ方もするのか・・・・。

 コルドバ最後の夜はあのアルムダイナでディナーをとった。
 私達の為に少量ずつ色々なものを出してくれて、本当に美味しい料理と上質のサービスを満喫する事が出来た。私の息子はスタッフから貰った飴ばかりを食べていた。もったいない話・・・・。
 時間が過ぎるのは早く次の日はもうマドリーへ、そして帰国・・・。
 コルドバをたつ日、アナが仕事の前にホテルへ来てくれた。そして一緒にお茶を飲み、次に会う時はお互い二人目の子を会わせる約束をして別れた。

 けたたましく過ぎた一週間だったが、とても充実していた。
 子供を連れて行く事で色々な人と出会い、また今までとは違うスペインの人の一面を見る事が出来た。スペインの人があれだけ子供好きだったとは・・・。今回特に男性にそれを感じた。息子の相手をしにきた人に男性が多かったからだ。お巡りさんや兵隊さんまで・・・。
 頭や顔を撫でたりキスをくれたりした後は、決まって何かお菓子を下さった。
 日本では男性恐怖症だった子が、スペインを出る頃にはすっかり餌付けされていた。


シェフ岡部のスペイン料理講座 その13
Caldo Verde/ジャガイモの擦りおろしスープ

 この料理はガリシア地方からポルトガルの北部にかけての料理で、擦りおろしたジャガイモに、コンビーフが品の良い味を出している。

■ 材料

  • ジャガイモ:中2個
  • 玉ねぎ:1/2個
  • にんにく小:1個
  • コンビーフ:35g
  • 西洋パセリ:少々
  • ローリエ:一枚
  • ターメリック:少々
  • 玉ねぎ:カップ4杯
  • にんにく:適宜
  • コンビーフ:適宜
  • 西洋パセリ:各少々

■ 作り方

  1. 玉ねぎ、にんにくはみじん切り、コンビーフはよくほぐしておく。
  2. にんにくを弱火で炒め、玉ねぎを加え良く炒め、ローリエ、コンビーフを入れ、全体にしんなりするまで炒める。
  3. [2.]に白ワイン、肉のヴイヨンを加え煮立たせ(煮立たせる間にジャガイモを擦りおろす)煮立ったら擦りおろしたジャガイモを入れる。塩、胡椒、ターメリックを加え、ジャガイモのざらつきがなくなるまでヘラでゆっくりかきまぜる。とろみが濃くなったら、出来上がり。パセリをちらして食する。 


Crema Catalana/カタルーニア風カスタードクリーム

 カタルーニア地方のデザート。その他の地方でも食せるが、自家製を出すレストランは少なく、ほとんどが市販のものである。フラン(プリン)とともに人気の一品。

材料(4人分)

  • 卵黄:4個分
  • てんさい糖又はグラニュー糖:80g
  • レモンの皮:1/4個分
  • 粉末シナモン:適宜
  • 牛乳:500cc
  • コンスターチ:14〜15g
  • 一番糖又はグラニュー糖:適宜

■ 作り方

  1. ボールに卵黄、てんさい糖、すりおろしたレモンの皮、シナモンを入れ、泡だて器で白っぽくなるまでよく混ぜ合わせる。
  2. 2カップの牛乳を沸かして①に加え、湯煎にかけ混ぜながら、全体の温度を70〜75℃に保つ。
  3. 残りの冷たい牛乳(100cc)にコンスターチを加え溶かす。
  4. 湯煎にかけたままの②に③を加え、木ベラでゆっくり混ぜ、かき混ぜ方が重くなってきたら火からおろす。
  5. 器に盛り、冷めたら冷蔵庫で冷ましておく。食べるときに器の上に一番糖をふりかけ、焼きごてで表面をカラメル状に焦がす。

  • ポイント:湯煎するときに70〜75℃を保ち、沸騰させないこと。砂糖はスペインよりかなりひかえめ。

    レスタウランテ「アランブラ」
    オーナー 岡部公英
    〒299-28 千葉県鴨川市仲町239-1/TEL04709-2-9946

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