バル、ディアマンテス
グラナダ最終日、マヌエルお勧めのバルレストラン「ディアマンテス(Los Diamantes)」へ。2年前にも行った店だが、直訳すればダイヤモンドになるけど、別な意味があるのかもしれない。人気があるのかコロンブス像の周辺に4店舗もある。
エミリオと行った「カスタニェーダ」もそうなのだが、食材が冷凍になっているとかどこかで調理されたものを整えて出すとかいうのではなく、生の素材をその場で調理しているとしか思えないくらいの美味さがあり、この2店は特にお勧めしたいと思った。
マヌエルは毎度のイカフライと子エビのフライ、タラのフライを注文する。フライばかりで、この偏執的な嗜好は嫌いじゃないけれど、他のもんも食べたいぞ。で、私が注文したのはポテトサラダ。
スペインでは、「エンサラダ・ルーサ(ensalada rusa)」というが何故にしてロシアのサラダ?マヌエル曰く、ロシアが発祥で、その後ヨーロッパに広まり、さらに発展していったそうだ。へぇ、なるほど。
私の後ろのテーブルに、日本人がいるよ(年配の夫婦)、とマヌエルが言う。
「どうして日本人と分かった?」、「身なりが日本人っぽいから。」
一服しに外に出る際にその会話が聞こえてきたが、それはハングルだった。
エミリオが言っていたけど、「コロナを境に、全然日本人を見なくなったけどどうしたんだろうか?どこ行った?」。
おそらく、殆どの日本人観光客がバルセロナ行きになっていて、グラナダに来る日本人は個人旅行ばかりであまり目立たないのではないかと予想したが。そもそもアルハンブラ宮殿へ行く団体旅行客は大型バスに乗って行くようになって久しいので、ゴメレス坂へは個人旅行のみと言っても過言ではない(のはず)。
マヌエルの推奨する「Telegram」(ヨーロッパでは人気があるようだ)には、日本語はないけどハングルがあり、どことなく日本の盛衰を見るようだ。
それなりにアジア人を見かけた中では、中国人はまず身なりはあか抜けてはいるが普段着みたいな地味さがあり、男性の髪形が独特で北朝鮮の総軍様に近いのが多いのですぐ分かる。韓国人は、殆ど日本人と同じで、声を聞かないと分からない。KポップとJポップとかで近くなってきたからか。いずれも団体旅行ではなく個人旅行なのでリピーターの可能性が大。
|