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サンタ・フェ
グラナダ空港で働く友人宅へマヌエルと一緒に行ったのは、サンタ・フェ(宮沢りえちゃんのではない)というレコンキスタでは重要だった町だった。
マヌエルが新しいPCが欲しいということで、友人ベンハインに中身の購入をお願いして、マヌエルは箱だけを持ってベンハミンの独身寮へ行った。
「Windows 7が良いんだけどなぁ」とマニエル。今どき何を言っているのだか。
3つの個室と共同リビングが1つあるの部屋で、そのリビングに私を含め5名が集結した。寮内の同居人が自室などを披露してくれたが、PCはみーんなゲームマシン仕様のゲーマー達で、どっかで見たことのあるフィギュアや漫画があってザッツ・秋葉原の匂いが立ちこめ、なんちゃってオタクな私はそれに感動してしまった。いいよね、この雰囲気、大好きだ。
組立は、2時間ぐらいで終わったが、OSは?と聞くと、あとでどっかのMicrosoftからDLしてくると言っていた。Windowsは門外漢の私は、寮内で3匹飼っているネコと一緒にベランダで一服してた。
組立が終わったら、3人でサンタ・フェの町を散歩しながら食事に出かけた。
途中、サンタフェ博物館に立ち寄ったら、レコンキスタの1492年の誰かの直筆手紙が現存されていてびっくり。ラテン原語ではなく、古いスペイン語だそうだ。どっちにしろ読めないけど。
タパ(突き出し)の丸くて黄色いのは、デカじゃがいもを焼いた(茹でたようだけど)「パタータス・アサーダス(Patatas asadas)」で、アンダルシアでは定番で、日本の焼きイモ・茹でイモと同じ。
イカフライの衣はてんぷらのに近いが、マヌエルはこれが大好きでとにもかくも最初に必ず注文する。私も好きなので良いけど。「カラマレス・フリートス(calamares fritos)」。
浅い赤色の土鍋は、子ヤギの肉焼きで、他の牛や豚とは違う個性のある味で、私は大好きで、パンの片をスープに浸して食べると美味。日本語の「ちょっと」と同じく「Choto」。
帰りには夜になっていて、綺麗な月が出ていたので、iPhoneでパシャリ。時間は、22時。
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