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豆腐半丁

分かってはいるのだけど、晩酌時の冷や奴には練りチューブのしょうがが常なのが我が家なのだが、一般的じゃない?
たまたま、しょうがが安かったからと言って買ってきてくれたので、すってみたのだが、風味と辛さが全然違い(当たり前だ)で、正しい冷や奴ってこうなんだな、と改めて感じさせてくれた。
これからはしょうがをすって、などと言うとカミさんから「おまえがすれっ」と返ってきそうなので沈黙の練りチューブになると。

豆腐自体は、冷や奴なら絹ごしでも木綿でも良いのだが、変な絹ごしだと箸で持ち上げられないプリンみたいなのがあるので、無難に絹ごしにしている。価格帯は1パック120円ぐらいのを。
時として「手塩にかけたガンコおやじの豆腐」とかのキャッチが入った200円超えのがあるが、私レベルの味覚でその120円のと変わらなかったら、すげー自分に悔しいので眺めるだけにしている。
トップバリューというブランドのは、60円ぐらいの価格になっていて、とってもとっても悩んでしまう。
「大豆中国産」だけでは半額にはならないだろう、何が違うんだ?と頭の中が疑問だらけになって、これも眺めるだけにしている。

豆腐の量詞は「丁」だけど、昔の豆腐屋で見ていた記憶からすれば、現在の平均的なスーパーの1パックは半丁ぐらいじゃないかと感じる。←調べてみたら、豆腐は2個で1丁と言っていて、1個なら半丁というらしい・・・なるほどね、だから今の1パックは半丁なのね。年寄りには良いサイズだ。

ういろう

愛知県の人から「ういろう」を頂いたのだが、食したのは実に30年振りぐらいかもしれない。
小さい時から甘い和菓子や洋菓子は苦手で、あんこやケーキなどを親の命令とかで喰ったりすると口の中が甘ったるくなるので、最後にちょっと紅生姜を口に入れたり醤油を舐めたりしていた。
が、この「ういろう」と「すはま」は、昔から好きで、あれば良く食べていた。ほんのりした微妙な甘さなので甘ったるくならないのが合っているようだ。
これで言う甘さ控えめは、塩分控えめと似ているので、私が塩分控えめのを食さないのと同様、カミさんも甘さ控えめのをあまり好まないようだ。なので、こういう薄甘のはカミさんは買ってこない。 → 食べる機械が少ない。

このご時世、「ういろう」や「ういろう」は人気和菓子商品ではないのかもしれない。
「ういろう」なんて、そのまま何も加えないプレーンので良いのだが、それじゃ売れないのだろう、いろいろな味のがLOOKチョコレートのように入っている。さながら、京都の生八橋みたい。
「桜」のは、桜の葉っぱみたいなのが入っていたので正しい桜の香りがした。

買物が夕方になったので、半額シール付きのものが多く、マグロの柵470円が半額になっていたので買ってきた。
でも、本マグロの価格ではないのでメバチマグロとかいうやつ。ちゃんとした本マグロはタバコ2箱分の大きさで、安くとも1,000円以上だからね。庶民の手には届きづらい。
猫パコはマグロが大好きなので、刻んだのを小皿に盛って行ったら、ツツッーと寄ってきた。が、臭いをかいで終わり。喰わんのか。赤身じゃないもんね。で、猫ハビーに持っていったら、同じく臭いをかいだだけでどっかに行ってしまった。
2匹の猫が喰わないのを飼い主が喰うのか?!慣れたけど。

テイクアウトの週末

今週末の晩酌のつまみ?はテイクアウトだった。
土曜日は、「バーガーキング」の。カミさんが、バーガーキングの肉の臭いのするハンバーガーが喰いたい、というので、ついでにワインのつまみとするチキンとオニオンリングを頼んだ。
チキンは美味しいのだけれとも、揚げ方と製法からモスチキンかシャカシャカマックチキンの方がややお好みである。
カミさんのバーバーキングのを見たら、ハンバーガーの価格とは思えぬ850円ぐらい(私だけ浦島太郎?)。
たしかに、体積で言えば私の定番のマックのチーズバーガーの3倍強のボリュームがあるが、これに100円足したら、崎陽軒のしゅーまい弁当が買えてしまう、と天井を見ながら暗算した。

日曜日は、その崎陽軒のを。
土曜日のバーガーキングに触発されてか、娘はマックへ行き好きなのを買い込んで初めてのスターウォーズを見るカウチポテト。
え、スターウォーズってNetflixでは見られないぞ、というと、ディズニープラス(1,000円/月)に入ったらしい。
字幕スーパーのDVDがあるよ、と言うと、iPhoneで見るから良いよ、と。スターウォーズは画面よりもステレオ音質に迫力があると思うのだが、ま、ゼネレーションギャップなのだろう。
崎陽軒のに限らず、包みを開けて最後の蓋を開けるのは、子供になった時のようなワクワク感が覚えるねー。
屋外でも食べられるように用意された、割りばしとお手拭きのセット袋が付帯されているが、これだけは、いまだかつてきちっと開けられたことがない。やり方が変なのだろうか。いつも最後はハサミで外袋をチョキチョキして取り出している。

パスポート更新

延長は1回のみの計6ヶ月滞在可のビザでスペインにいたけど、その6ヶ月も過ぎてしまったので、一度海外へと、友人夫婦の住むアムステルダムへ行ったのが1992年の2月、マラガの国際航空から。
今は少しマトモになったけど、当時の税関なんて、日本のパスポートはフリーパスのように開きもせず(つまり入出国スタンプは押さない)赤い表紙だけ見て、どうぞ~、だ。
アムステルダムは日本と同様に真面目なので、アムステルダムからスペイン、マラガに戻る時にはちゃんとパスポートを見て、「これだとスペインに入国できないかもしれない」と言った。確かに半年過ぎた場合のスペインへの再入国は、一度本国の日本に戻ってからでなければならない。こちらで何とかするから大丈夫と言って、出国スタンプを押してもらった。
スペインからの出禁を覚悟してマラガ空港に着陸したが、果たして、税関では、開きもしないでそのまま、「どうぞ~(Venga~)」。この当時のスペインでは、アフリカからの不法就労者や密航の方が問題だったので、アジアの日本なんて意に介しもしなかったという事情もあったかも。

その数年後、仲間と一緒に台湾へ行くことになったが、成田空港で、「有効期限が半年を切っているので、向こうで入国できないかもしれない」と。向こうにいる友達は、来てしまえば、その場でビザを取って大丈夫とか言っていたけど、成田にいる私には分かりません、そんなこと。さすがに台湾だからパスポートを開かずというのはあり得ない。
私だけその便をキャンセルとしたけど、無料で翌日の同時刻の便を予約してくれた。中華航空、謝謝~!
その足で、目黒にある亜東関係協会(台湾の大使館みたいなもの)へ行きビザを発券してもらった。6,000円だったかな。その日はヤケ酒飲んで、その翌日は二日酔いで搭乗。私的で成田空港へ連日行くのって珍しいぞ。シートベルト着用のサインを無視してトイレに駆け込んだが、若かったねー(遠い目)。

この有効期限は、なかなかの要注意だ。勝手に、有効期限の期日までに出国すればOK、と思っていたからだ。
で、昨日パスポートを見たらその有効期限が、今年のNov.とあった。慌ててサイトを確認して、必要書類などをチェックした。
期限10年というのは、その間、めまぐるしく世界情勢が変わっているので、その都度方法が変わっているのだが、この「替わり」は、確実に申請者にとって幸いすぎる進展と言えよう。
昭和にパスポートを申請した方なら、おそらく懐かしさから悔しさか怒りに変わるかもしれない。それほど整える書類などが多く煩雑で、1つでも欠けると「揃えてからまた来てください」になる親方日の丸マル出しの公務員だったからだ。陸運局や郵政省も同じだ。
今、違うね、変わったね。
いつから公務員から見て市民はお客様になったんだ、というぐらい民間レベルと同じになっていて、逆にこちらが恐縮してしまうところ多し。特にWebでの説明が懇切丁寧になり、単に「○×に書いてあります」みたいなクレーマー誘発ワードがないところが素晴らしい。分かりやすいし。
手続きも簡単で、個人情報が変わっていなければ、私の場合は、証明写真と期限の切れるパスポートだけ持参でOKだった。

今回も10年パスポートだけど、これが切れるのは76才、なかなか微妙だね。そこから更に5年パスポート(「10年」とは言わない)が取れるかどうかは神のみの知るところなり。こういう場合、仏は出てこないと思う。
スペインへは、あと2回は確実に行きたい願望大なりき。あわよくば3回目も視野に入れられるかは、元気に古稀を超えた辺りになって分かるところかも。

日曜日の粥

ちゃんとした○×家具店みたいなところで家族のベッドを購入してしまったので、「メンテナンスとして季節ごとにマットを左右逆さに置き換えてくださいね」と言われたので、真面目にそれを実行しています。
しかし、マットは重たく一人じゃ無理なので、ちょうど娘がいたので二人で行い、かつベッドのシーツなどを洗いまくった。日曜日も洗濯日和だよ。

合間に粥を作ったが久しぶりの1年振りぐらいじゃないかな。
カミさんが働いている時には良く作ったが、再雇用期間が終わり、家にいれば作ってくれるので、自分で粥を作る機会が殆どなかったわけだ。
これに小さくカットしたタラコとシャケを焼いてサラサラと。
粥にすると、だいたい米が倍に膨らみ、0.5合が1合ぐらいになるので、ある意味ダイエットかも。もっとも、ダイエットするほど太っていないのだけど。
家にこもっていてもこんだけ気候が良いと、家事や室内整理などいろいろやってみたくなるもんだ。

『テムズとともに』

我が家にとって、トンでもない本を見つけてしまった。皇室ファンのカミさんがYoutubeから仕入れた情報だけど。アマゾンとかにあんのか?と思って検索したら普通に表示されたので、思わずポチッ。

徳仁親王『テムズとともに』 紀伊国屋書店

皇太子時の二年間の英国留学記だそうだ。
今までの陛下や皇太子がこのような本を出版されたというのはあまり聞いたことがない。昭和天皇におかれましてはライフワークの植物研究とする学術論文をご出版なされた、というのを聞いたぐらいだ。それも自著ではなく宮内庁とかからの出版で、お名前も伏せられていたようだ。
もともとは、学習院大学創立○×周年記念行事にご寄稿されたものに、今回加筆推敲などをされての出版のようだ。
直筆かどうかはこの場合はまったく関係ないのは、直筆であったとしても活字になる間には幾つかの検閲がバコバコ入るからである。
我が家ではとても貴重なもので、陛下のご本に手あかが付いてしまうのは不敬なので、カミさんに「もう一冊保存版として買う?サインしてくれたら嬉しいなぁ・・・」などと申してしまった。

カミさんからの聞き伝えだったので、最初、ヨドバシ・コムで、「テムズと共に」と検索したらヒットせず。そのままアマゾンで探したらちゃんと「テムズとともに」がヒットした。
ヨドバシファンなので、思わず検索機能をアップデートした方がご注文がより増えると思います、とメールしてしまった。
因に、そのアマゾンのレビュー数は980。
今上天皇の御書へのレビューにおいては、下々の私たちからすれば絶賛か称賛しかないよね。
で、雅なお方の著でありながらも、価格は下々に合わせてあって、1,100円。

今上天皇の御書なので菊の紋章とかの入った特別アマゾン段ボール袋かな、と思っていたが普通のだった。
プラス感覚で見れば、開かれた皇室の一環とも言えるかもしれないですな。本を開くのがとても楽しみになってきた。

午前中のランチ

焼き肉チェーン店へ行ったのがいつもの昼前だったので、ジャーの香りのする白米が出てきて、またやってしまいました~。
美味しい焼き肉だったので、あまりに気にならずに食せたから良かったけど、石焼ビビンバとかだったら分からなかっただろうねぇ。
こう何度も午前中のジャーの香りの白米と遭遇するところから、多くの埼玉県民の夜の外食ではあまり白米を注文しないということか。んなわけないと思うけど。
つーか、そもそもが石焼ビビンバが喰いたくて行ったのに、何故にして満腹ランチセットになった。それも玉子野菜スープにチェンジして、合計1,131円。
初心の貫徹は必要だね~。

タンメン

老夫婦揃って「タンメン喰いてぇ~」となって、昼前にチェーン店のラーメン屋へ行った。
同じ物が出てきたのだが、私のだけ麺がダマになっていた(よくかき混ぜてねぇとか)。カミさんのはOKだったのに。うーむ。
たまに行く中華屋のジャーの白米と同じで、午前中の飲食店は私にとって鬼門かもしれない。いつもの「マーフィーの法則」だね。
一応、店の人を呼んで「こんな風になっていたので気を付けてくださいね。このままで良いので・・・」と言って済ませた。「すぐに新しいのをお持ちいたします」なんて言われたら大変だよ、ラーメン2椀なんて喰えねぇからね。

こういうのがあると、その日は腐るところもある、というのは最初の頃で、今は日常的なこととして慣れてしまった自分がいる。
でも今日はバレンタインデーなんだよなぁ(全然関係ないけど)。

春二向聴

1月下旬の関東地方なんて、まだ寒さが続き体感的に春到来を感じるのは、4月に入ってからでしょう。オーバー要らない頃。
とは言え、遠くに春の訪れを感じるには、日差しの角度だと思う。それでも聴牌(てんぱい)や立直(りーち)じゃなくって二向聴(りゃんしゃんてん)ぐらいだけど。
窓から見える隣家に当たる日差しの角度が冬至の低度から高度になりつつあって、顕著なのはそこから流れる影の長さが違っていることだ。室内から見れば、2割り増しで春が近づいている印象がある。もっとも今日は風もなく穏やかな天気だからであって、晴天でも風があればまだまだ真冬だ。なので1月下旬は、六寒一温ぐらい。
中国や台湾などでは、2月上旬辺りに陰暦に沿って旧正月を祝うが、新春を考えればこっちの方が気候的&気分的に合っているかも。

そんな春二向聴の17日には、お年玉年賀ハガキの発表があった。
結果は置いといても、番号を照合しながら当たったハズれた、とやるのはパプロフの犬的に好きな方である。それ自体を忘れていなければ、だけど。
旧郵政省、予算がないのだろうな、昔は5等ぐらいまであったのだが、今は3等までで、1等は現金30万円など。横に「100万本に1本」とあった。つまり横浜市やさいたま市、千葉市などの政令市内で1人だけが30万円ゲットになる。
因に、この年賀ハガキにて1等が当たった人は、過去に3人ぐらいはいたが、それは友人の友人や友人の知人とかだったので、私の直接の友人・知人等では皆無である。
宝くじの1等などは、その友人・知人等にもいたかもしれないが、超高額当選の場合、普通は誰にも言わないものなので、私には分からない。

年賀ハガキは3等が3枚当たった。

お節

正月ゆえに早めにお節を肴に一杯やるか、と思っていた夕方に、iPhoneから地震警報アラームが鳴った。久しぶりだ。
たいてい鳴ると、すぐ揺れるのだが、今回はなかなか揺れ始めなかったので、「かめはめ波」のように溜め込んでから大揺れするのかと思ったりもした。
慌てて自室に入り、防水ラジオにスイッチを入れて手に持ちながら、寝ている2匹の猫を両脇に抱えてリビングのテーブル下に非難移動した。そこで初めて揺れたのだけど、埼玉だと深度1.5ぐらいの揺れだ。ただ長く揺れたので遠いどっかで大きな揺れがあったのだろうと予想した。
揺れが収まったので、正月飲みを始めた。
私のFacebook友達にはトンでもないご婦人多く、それも自作を含めたお節&テーブルセッティングが正統日本文化万歳的な豪華絢爛な写真を載せている方が、少なくとも数人いた。これらの後に中島家の2024年お節を載せるのってかなり有気が要るぞ。言い訳としては、共働きの夫婦だとなかなか満足したのを作る時間とゆとりがない、としたい。
基本的には、いつもより一ランク上の鈴廣のかまぼこと、ちゃんとした赤いのとちゃんとしたトロの本マグロとかだけを伊勢丹で買ってきている。
ここ何年かは、京都「たん熊」のを頼んでいるのだが、今回は、新しいタイプなのだろうか、同じ内容の重箱2つのセットというのを注文した。写真だと大きさが分かりづらいが、150mmのお重×2だ。同じく京都料亭の「わらびの里」とかいうところからの。
つまり、食の細い老夫婦向けのものだと思う、確かに我が家だ。お節って数人の家族があってこそ成立する正月料理かと思っていたけど、まさしく都会的家族構成向けのお節の出現となり、お節も新たな時代を迎えた、と言えるかも。
カミさんからすると「たん熊」の方が丁寧に作ってあってやや上品と言っていたが、私からすると、この「わらびの里」のは、とにもかくも気合いを入れて煮込んだのか、どれも味がガツンとしている。私にとっては、こんなに美味いお節は初めてだ。←単に味付けが濃いだけかも。
カズノコも小魚煮(「田作り煮」というみたい)などは、たいてい薄くて甘いだけ、醤油でもかけないと喰えねぇというのが多かったので今まで殆ど食べたことがなかった。
自分専用のいずれも美味しいツマミ箱があり、適当に酒のアテにしながら飲めるのは、なかなか良いじゃん正月って。
今年の暮れには、夫婦で「たん熊」か「わらびの里」でもめるかも。
老夫婦向けお節料理って、これから徐々に出てくるかも。