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4月下旬のお仕事

フィルム全盛であった2000年代辺りまでは、撮影が終われば、ポジならプロラボに行くか、ネガなら近所のDPE屋で出して済んだのが、デジタルになったここ20年くらいは、終わればすぐ帰宅して、Macにデーターを無事入れたところで最初の安心を得る。
そして、そこから酒を飲まずに画像処理する。ここ10年ぐらいは酒飲んで画像処理は明日以降だ、が多い。
毎度、明朝に猫に起こされそのまま起床してMacに向かい作業を始めたのが7時、終わったのが6時間後の13時過ぎ。
デジタルになってから納品は、CDR-R/DVD-Rで、老舗ソフトの「Toasto」を介してDVDドライブで焼き込んでいたのだが、ここ3年ぐらい?から、USB供給のみの焼き込みはできなくなってしまった。Macなどの仕様に拠るものだとおもうけど、見るのはOKだけど、焼き込みは電流を喰うのでしょう。アダプターを介したAC供給にてやっと焼けるようになった。今やDVD-Rなどは、特殊な環境でのみ棲息し続けている感がするけど、FAX同様私の環境では普通に必須品である。

腰を酷使した昨夜も、一晩寝ればそれなりに元気になったので、近所に買い物に出かけた。
普通、一般的には背筋を伸ばして歩くものと思っていたが、伸ばして歩くと腰が少し痛い。かがめると楽になると、それだと楢山節考を想起させるような姿勢になる。
椎間板ヘルニアや狭窄ナントカ(漢字分かんねー)などの発症ではなく、単に腰を痛めてしまったぐらいだけど、いつ本陣がやってくるか分からないので、注意しながら過ごした本日であった。
この辺の腰痛予防の一つには、同じ姿勢で長時間というのが良くないと聞いたので、ことある度にMac前から立ち上がり、台所の換気扇の下で背筋を伸ばして一服~を自らに奨励させた。

何故かタバコの臭いのする酔いどれの年寄り飼い主を気に入る2匹の猫は私の部屋が昼間の寝床と化し、まるで動物園の猫檻状態になっている。人間一匹と猫二匹とは言え5帖ぐらいの部屋なので、時として獣臭くなる(「老臭」じゃなくて良いけど)。やっと昼間は窓を開けられる時期にはなったけど、線香を焚く。
仕事から戻った娘が猫を抱き、「とーちゃん、この猫、線香くさいよ~」と。「オレん家、浄土宗だから線香臭いのは当然だ」、と一蹴。

納品が終わったので、名称分からないけど、豆とベーコンをトマト煮缶詰めで煮込んだのをワインのつまみとした。

で、就寝時には、部屋の電気を消して寝室へ行くと、2匹ぞろぞろやってきて、エサをくれ!やった後は2時間ぐらい寝室とリビングを走り回り夜の運動会が始まる。私は寝しなのYoutubeを見ながらナチュラルにZzzz。

羽田のカプセルホテル

来月の渡西復路では羽田23:55着なので、そのまま空港で野宿と覚悟してずっと思っていた。
それは5時間待ちのために宿泊代10,000円は大きな出費と思い、昨年同便で帰国した娘と同様にお宿は空港で、という感覚で満たされていた。
しかし日が迫るについて、空港内で野宿することがとても辛く感じるようになったのは、あれだけ気にしていなかった京都東京間の夜行バスの復路だけがとてもダルく思うようになったのと似ている。
ついこの間まで、それが当たり前に思ってい思考や行為が、頭では分かってはいても体が辛く思うようになった、つまり、本格的に年を取ってきた故に、「今までは」は単なる「年寄りの冷や水」でしかないということを自覚し、詰まらん矜恃を下げることができた。

カプセルホテルなんて池袋辺りなら3,500円であるよ。←いつの時代だよ。
そんなカプセルホテルが羽田空港前にあり、12,000円。
予約したとたんに、時差ボケで深夜に到着すれば、寝られないかもしれないが、それでもベッドの上で横になっているだけでも楽だ、と思うようになった。じじーは無理しちゃいかんよ宗派に鞍替えした瞬間だ。

近くに新装開店したスーパーの特売で買ってきた3人前の国産ウナギ(2,800円)を食した。
焼いてから冷凍したからか、微妙にゴムっぽい食感があるが家庭でこれらが食せるだけでも幸せだ。個人的な好み係数からすると、うな丼と親子丼は同位なので気にならないが。

白ゴマの赤飯

どっかで物産展があったのだろう、朝食用の赤飯のパックがテーブルの上に置いてあった。
何よりも白ゴマにインパクトがあったのは、関東の赤飯は黒ゴマじゃい!とは断言しないが、黒ゴマが一般的なようなイメージがあったからだ。
割り箸入れを見れば、京都の鳴海餅本店という個人商店になっている。住所は堀川下立売になっていて、京都駅から千本通を北上して佛教大学へ行くバスに乗ると、ナントカ下立売というバス停を通るので、その近くだろう。

箸入れ袋の上に記されている漢字4文字は、今趣味で学習しているひらがなのくずし字のおかげで少し類推してみようかな、という親近感を覚えた(半年目)。
常識で言えば「おてもと」で、教本テキストの表でチェックしてみれば、最初は「お(御)」で、2文字目は「ね(年)」、3文字目は「も(毛)」、4文字目は「と(登)」となり、「おねもと」・・・違うじゃん、「て」を何とかしてよ。「手」が「て」かもしれない。

白ゴマと黒ゴマは見た目が違うだけで、少なくも私はこれらの味の違いは分からないので、気にせずパラパラと振りかけて食した。小さな固まりになっている塩が利いている。と言いながら、赤飯に入っている豆は、自分の中では小豆で良いとしている(実際は別な豆で、何回か聞いたけど興味がないので覚えていない)。