どっかで物産展があったのだろう、朝食用の赤飯のパックがテーブルの上に置いてあった。
何よりも白ゴマにインパクトがあったのは、関東の赤飯は黒ゴマじゃい!とは断言しないが、黒ゴマが一般的なようなイメージがあったからだ。
割り箸入れを見れば、京都の鳴海餅本店という個人商店になっている。住所は堀川下立売になっていて、京都駅から千本通を北上して佛教大学へ行くバスに乗ると、ナントカ下立売というバス停を通るので、その近くだろう。
箸入れ袋の上に記されている漢字4文字は、今趣味で学習しているひらがなのくずし字のおかげで少し類推してみようかな、という親近感を覚えた(半年目)。
常識で言えば「おてもと」で、教本テキストの表でチェックしてみれば、最初は「お(御)」で、2文字目は「ね(年)」、3文字目は「も(毛)」、4文字目は「と(登)」となり、「おねもと」・・・違うじゃん、「て」を何とかしてよ。「手」が「て」かもしれない。
白ゴマと黒ゴマは見た目が違うだけで、少なくも私はこれらの味の違いは分からないので、気にせずパラパラと振りかけて食した。小さな固まりになっている塩が利いている。と言いながら、赤飯に入っている豆は、自分の中では小豆で良いとしている(実際は別な豆で、何回か聞いたけど興味がないので覚えていない)。