排骨飯弁当
台湾駐在の友達が今春その赴任を終え日本に帰国することになったので、最後に旅行しようということになった。
2015年3月4日〜10日、飛行機はエバー航空、40,000円。
成田を発って台湾の庶民向け桃園国際空港(セレブは羽田〜松山空港)に着いたのは13時過ぎ。いつもの大欣ホテルに着いたのは15時ぐらいだ。
「あ、ナカジマサン〜、おひさしぶりです」と、ホテルの人達が覚えていてくれるのは嬉しいかぎりである。相変わらず、zh、ch、shがなまっている台湾中国語が懐かしい。
部屋に入れば、お約束事のテーブルの引き出しを開ける。ちゃんといつものコンドームが入っていたけど、ホテル名が入っていない汎用品だったので、いろいろ経費を節約しているのだろう。
台北の天気予報では最低気温が14度となっているのだけど、寒いよ。
首都圏にて「今日はそれほど寒くないねぇ」ぐらいの寒さだ。おまけに部屋は台湾モードにてクーラーがONになっていた。暖かい台湾だから基本はスリーシーズンしかなく寒い場合の暖房は皆無に等しい。クーラーを消して2時間ぐらいしたらなんとか平温の14度ぐらいになった。
腹が減ったので、近くのワンタンか台南料理を食べようかと思うも、久しぶりに「排骨飯弁当」を食べたくなり、台北駅に買いに行った。
大好きな「排骨飯弁当」だけど、最近は食べる機会を逃し、最後に食べたのは九份に行く電車の中で食べ始めるも食べ終わる前に駅に着き、残りをホームで食べた3年前だ。恥ずかしい・・。
駅舎にはちゃんと「台湾鉄道弁当本舗」という店があるのだけど結構並んでいて、排骨飯弁当は台湾駅弁の定番なのかもしれない。
地下鉄「捷運」では飲食禁止で、ペットボトルの水を飲んだだけでも注意される厳しさがあるのだが、駅舎内とか適当な場所にて食べるのは問題ないようで、あちらこちらのベンチとかで座って排骨飯弁当を食べている人を良く見かけた。
「排骨」は骨の付近の部位でカルビとかだと思うけど台湾のは豚肉だ。定番の煮玉子が付く。美味い〜!「排骨」はその部位だけど調理方法としては揚げてあるのが多い。豚カツじゃなくてフリッタ風だ。
台湾では飯よりも麺が多く「排骨麺」なるものもあるけど、私からするとやはり「排骨飯」に軍配を挙げたいところでもある。
その「排骨飯駅弁」は60元(230円)。
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