台南大胖担子麺
台北に行ったら必ず寄る飯屋があって、以前にはんちゃんの教えてもらった店だ。
「台南大胖担子麺」で検索するとそれなりに出てきて、ガイドブックにも載っているようだ。
店に入ったらいきなり正面のテーブルで従業員が飯を喰っている。台湾に来たな、って感じだ。
メニューが壁に掲げてあるのは知っていたけど、日本語も記されているのは初めて気付いた。
外国の店でここまで日本語で記されていれば涙もので、この日本語がなかったらお手上げだろう。少なくとも大好きな24番の「イカの塩ゆで」を食べられるまで何回無用な注文をしなければならないことか。
「白片」は茹でるという意味かも?下の赤い数字は元で ×3 がだいたいの日本円。
28番の「サバヒー(東南アジアとかで採れる白身魚)の味噌煮」を初めて食べたけど白身の割にはコクがあって美味かった。
メニューは豚の内臓系料理も多く、これにビールとくれば、痛風ヤバイぞなもし〜。
このお店は中山の繁華街にあり、この辺は日本人の社用で良く使われるお店が多いので日本語のメニューもあり、実際飲んでいるとネクタイをした日本のサラリーマンの人達もやってきたりしていた。
以前は「台湾ビール」のみだっただが「生・台湾ビール」というのも出ていた。いずれも瓶だがその味の差は私には分からない。 マフラーのように瓶に赤い帯が付いているのが可愛い。
正式店名は「台南大胖担子麺」のようだ。
台湾ではんちゃんと会う時は必ず行くお店。会わなくても行くだろう。
ここの滷肉飯(ルーロウファン/写真上6番)は台湾では一番美味いと思う。
もやしとチャーシューの乗っかった清湯麺(日本のタンメン/3番)という透明風なラーメンも美味で特に麺のコシは日本人向け。
台南大胖担子麺で検索すると幾つか出てくるが、ガイドブックにも載っているような。
通常の高さの2/3ぐらいの可愛いコップ。
記念に貰って行こうと思っていたけど、出る時はいつも酔っぱらっていて忘れてしまう。
発泡酒ではないと思うけど、アルコール度は日本のに比べて低い感じで喉越し感が弱く、逆につい飲み過ぎてしまい「またやってしまった」モード。
豚タン(18番/240円)。
食べてみるとチャーシュのような味。 日本ではあまりお目にかかれないものだ。
左の白いのはショウガ。その下にある生キャベツと一緒に食べると美味さ百倍。タレは甘辛。飲ん兵衛にはタマらんですなぁ。
いずれも日本のつまみの量より少ないので飽きずに、いろいろなものを注文できる楽しみがある。
「煮玉子」というのがあってメニューの和訳では「煮しめ玉子」、ま、合っている。値段が10元だから30円。これが美味い!
皮蛋(ピータン)はイマイチ好みではないけれど、この煮玉子は塩ゆで卵(シエンダン)と同様にくせになる。
メニューを見ると正式名は滷蛋(ルーダン)・・「滷」は煮込むという意味なのかも。
屋台系のお店の厨房は入口にあるのが多く見受けられる。調理しているのをお客に見せるデモンストレーションとかからだろうか。
ビールだけは飲み終っても片づけないで会計時にその本数を数える。たいてい店先の調理場付近でお支払い、というのが多い。
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