コピー商品
台湾、中国、香港とかだと何処となく日本よりかなり安いというイメージがあり、あれやこれや高級ブランド商品、またはそのコピー商品を買い占めにやって来る観光客がいる、というイメージがあるが、男性にとってはそんなバックなどは門外漢。
夜の特別な買い物をしたら特別なお土産をもらってきた、というのも昔の話で、今はそれを目的に渡航する男性はあまり聞かなくなった。良いことだと思う。
よって男性からすれば、コピー商品と言われてもピンと来ないのが実際だろう。
台湾の秋葉原みたいな「光華商場」というところへ連れて行ってもらった。
秋葉原のお店がみんな入った感じの新しく大きなビルだ。
音楽プレーヤーはダントツにiPod系が目立つ。デザインが可愛いくてお洒落だもんね。
で、10m離れて見るととどう見てもそれはiPodである、というような「なんちゃってiPod」なるものも3,000〜6,000円ぐらいで売っていた。
さすがに「Appli」とか「Appre」「Applo」というようなブランド名ではなく、デザインは同じだけど全体的に粗雑観があり、割り切ればおもちゃとして楽しいかもしれない。iTunes系ではなくmp3のWindowsでの対応なので買うのを諦めた。
もちろんコピー商品ではないが、かなーり、そっくりだなぁ。
ビデオショップもあり、日本のようにちゃんと奥のコーナーはアダルトコーナーであったが、半分以上日本製品のが占めていた。日本のおねーちゃん達、海外でも頑張っているなぁ。
そのビデオショップにて日本のドラマのDVDが売っていたのでカミさんに買ってきた。
「5,000円ぐらい?」
「450円(150元)ぐらい・・・」
「なら、もっと買ってきてもらえば良かった」
「電話してリストを言ったらみんな持っている、と言ったじゃないか」
因みに日本に持ち込めない品名に「わいせつ動画や写真、及び知的財産所有権を侵害する模造品等」とかいうのがあってそれの「等」にこれが含まれそうな感じだけど、空港内の陳列台で見たのはハンドバックなどのブランド製品とかだったので、このDVDは範囲外じゃないか、と勝手に解釈。税関でも何も言われなかったので良いのではないのか。
という前に、テレビ等を見ない私はそれが本物かコピーなのかが分からない。
また、スペインで売っていたいかにもゼロックスコピーしたジャケットの音楽CDやテープ等とは違い、何処から見ても台湾版の純正商品に見える。
またこういう違法コピー商品は雑居ビルの中にひっそりとある知る人と知るような店で売ってこそ、と思っていたのだが、台湾のそれは秋葉原のヨドバシカメラの中で堂々と売っている感じで、どこから見てもコピー商品には見えないのだ。
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