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幼なじみと一緒に/跟童年的朋友一起去
 

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紅毛城

朝の西門町 朝の西門町は渋谷や新宿と同様、11時辺りを過ぎるまで寝静まっている。
 午前中は曇りで午後からスコールとなる天候では何処へ行っても同じなので、それほど混んではいなくて見どころ盛りだくさんの淡水を選んだ。台湾101もあったが、この天候ではエレベーターを30分ぐらい待って登ってみても何が見えるの?だからだ。

淡水朝市 最初は九份みたいな細い小道が続く朝市に行き、定番の塩ゆで玉子を食べる。お友だちは最初から敬遠していた。市場を突き抜けたところで風とともに雨が降ってきた。
 川沿いの遊歩道を歩いて紅毛城へ行く。入口で入場料を払おうと思ったら職員が「ウーリァオ、ウーリァオ」と言っているので、「56(ウーリィゥ)元」のことかと思ってお金を払おうとしたら、手を振って再び「ウーリァオ」と言う。もしかしたら「無料」のことかと思い、「免費(無料)?、無料なのは今日が祭日だから?」と聞いたら「そうだよ、祭日は無料なんだよ。どうぞ〜」と答えた。「無料」は思いっきり日本語だ。無料なら免費とか不要銭なんだけど。日本語だけど発音は中国語というのじゃさすがに分からないよ〜。でも、台湾でも日本語の「無料」が定着しつつあるとしたらちと嬉しい。

淡水朝市での塩ゆで玉子  淡水紅毛城  淡水紅毛城

 紅毛城の手前に旧イギリス領事館の建物が建っていて、何年か前に来た時は改修中で閉まっていたが今回も引き続き閉鎖中。スタッフに聞いたら、いつ改修が終わるか分からないとのこと、ガウディの城みたいだ。かなり昔に入った時には、淡水及び紅毛城の歴史紹介の展示がしてあってとても興味深く面白かったのだが、今度はいつ見られるのだろうか。
 城内の部屋数は多いので、特別ではない部屋の幾つかでは期間限定風企画展をやっていて、今回は純愛がテーマだった。これから結婚する人達の願いの場所とかになっていて、いろいろなメモが七夕や絵馬のように貼ってあった。

 淡水の後は捷運に乗って雙連駅で降り小雨パラパラの中、テクテク15分ぐらい歩いて迪化街へ。
 迪化街は乾物や漢方薬などの卸問屋みたいなのが多く、一昔前はかなり流行ったのだろうな、と思わせる。行ってみればそれほど人がいないのは天候が悪かったからか。どこかのサイトにて、迪化街はあまり面白くない、というのを耳にしたりするが、売っているモノからすれば、ここは女性、特に主婦向けかもしれない。今度来た時には大きな袋に入ったキクラゲでも買おうか。軽いけどかさばるやつだ。お友だちは「新竹ビーフン」をたくさん買っていた。
 地図で見たら迪化街から林華泰茶行まで近いので再びテクテク歩いて行く。今回は小さなスーツケースで来たので、いつもの一斤(600g)400元(1,300円)のジャスミン茶を三斤1.8kg買った。ひょろっとした長身の二代目だが、歳を重ねたからかちょっと貫録が出ていた。

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