昇恒昌
ツアー最終日の台北のホテルは、統一ホテル。
フロントに行って「6階だけど無線LANが全然使えないのだけど、なんで?」と言うと、「チョト待テテクダサイ〜」とカタコトの日本語を言って、奥から別なスタッフを呼びに行った。どっから見ても台湾人(中国人ではない)の中年太りのおっさんが出て来て、微妙な日本語で説明し始めた。
「電波ちょっとの弱いから、鏡あるとことドアに近いのあってダイジョーブです。いろいろ試して良いよ〜。時間とか風向きあるかもしれないですよ〜」
風向き?・・・忍者の対決か。ラチがあかないので、部屋に戻って再チャレンジした。
試しにMacBook Airをドアに持って行ったら、6階アンテナがムクムクのボッキ〜!
ドアにもたれて立ちながらの通信なんてスマフォじゃないので無理があり、諦めてポケットウイスキーをあおって寝てしまった。台湾の三つ星ホテルのネット環境って要注意である。
やっと出発時間が人間性を取り戻し、9時半と相成った。
とは言ってもこの時間ではどこも店は開いてはおらず、時間まで部屋で寝ていた。飛行機は15時ぐらいなのでそれまでちゃんと観光とショッピングが付いている。
最初に行ったのは忠烈祠で、衛兵交代式を見た。交代式が見られるのは、ここと中正記念堂と国父記念館だけど、バスの駐車場と観光客の移動を考えるとこの忠烈祠が一番便利なようだ。
最後にツアーらしい免税店に連れて行かれた。どっかで見たことあるな、と思ったら、前回叔父と来た時にも立ち寄った免税店だった。隣にファミマーがあるところだ。
実はここに来たのは3回目で、最初は数年前フリーツアーにて家族と来た時に、やはり最後に寄ったのがここだった。その時はファミマーではなくゲームソフトを売る店だった。
今回は、ここで台湾国旗が印刷されたマグカップとタバコを買った。ただ、酒やタバコなど税金のかかる物は、支払いはここでだが受け取りは税関を出た空港内になっている。これならその空港内で買った方が面倒がない。
台湾や日本の空港にて、多くの台湾人がこの「昇恒昌」と記されたバックを持っていたので台湾を代表する免税店ショップなのかもしれない。
行きは1時間も遅れたが、帰りは定刻の14:40にちゃんと飛びだって18:55にちゃんと成田に着いた。
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