台中渡小月
今年の4月下旬に一緒に上海に行った叔父から電話がかかってきて、9月にまた台湾へ行こうよ、旅費出すからさ〜。そう言われてしまえば、返答は快諾か即決しかない。
前日までの大雨にて鬼怒川が大決壊した茨城県常総市、発着ロビーの大きなテレビにてその救助活動の実況中継が映し出されていた。理由のない不謹慎さをちょこっと覚えながらも、そのテレビの向こうに見える飛行機に乗り込んだ。
2015年9月10日〜14日,4泊5日,なんと台湾一周である。
日本人は弁当そして駅弁を食べる習慣があるので、やはり飛行機に乗っても機内食は欲しいと思う。よって格安であっても機内食のない飛行機は、どうしても敬遠してしまうのが私と叔父である。以前、機内食のないスクートに乗って叔父からお叱りを受けた。その叔父にちゃんと聞いてみれば、今年の12月で80歳とのことで、正真正銘の傘寿お祝い旅行である。この年齢なので、私からすれば付き添い看護同行旅行みたいなものだけど。
台湾一周とは言えたったの5日間なのでどことなくスケジュールがタイトだ。時間節約か、桃園空港に17時ぐらいに着いたら、台北には寄らずそのまま台中へバス移動。
20時半ぐらいにホテル(雙星大飯店)に着いたのだが、運良くホテルは駅前だった。それならばと、以前良く飲みに通っていたダンツー麺の店「渡小月」へ行った。駅前から550円(150元)。
お三方みんな元気で、5年振りなのに私の名字を覚えていてくれて、なかなかの好朋友である。
まずは肉や昆布などを煮込んだのとモヤシの湯煎したのをつまみにして台湾ビール。
叔父もいろいろ食べて美味いと言っていて、口に合ったようで一安心。最後にダンツー麺を頼んだ。相変わらず台湾の煮玉子も美味く、やっと台湾に来た、という実感があった。
成田で買ったミルキーが渡小月への小さな土産だ。中国語は名称よりもその内容を言うので「牛乳飴」と言えば簡単なのだが、その牛乳飴の中でもこのミルキーは昔からあって、みんな子供の頃は必ず食べた定番の飴なので誰か日本人が来たら1つあげてみてよ。きっと喜ぶよ、と一応説明しといた。
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