土産
【台湾鉄道の切符】
叔父が「記念に切符が欲しいのだけど持ち帰ることができるかなぁ?」。あ、言われて初めて気付いた。
改札で聞いてみたら、すんなりOK〜。昔の日本の国鉄みたいだ。駅によっては再利用できないように小さなスタンプを押されたりしたが、それでもとても良い記念になる。いいね、今度から全部もらってこようっと。
【猴硐グッツ】
 猴硐坑の入場料が100元から150元に値上がった分のオマケ的記念品は、幾つかの中から選べるのだけど、いずれもファミレスとかで小さい子供にプレゼントするような100円ショップでも売ってないだろうおもちゃみたいなモノ。私はミニライト付き炭坑ヘルメットの栓抜き。
あまりにも子供だまし的なモノで中学生以上は喜ばないだろう。試行錯誤をやっている途中であることを願う。これで150元(540円)はあんまりだと思うからだ。
【シール】
瑞芳駅前右側に小さな文房具屋があって、若い女の子が好きそうな可愛い文具がいろいろ売っているので、九份からの帰りなど時間がある時のはいつも立ち寄っている。
台湾のこういうヘタウマ風なのがとてもキッチュであるが、かの蒋介石氏がグッドサインをしていたりするのがびっくり。
日本なら乃木将軍や東郷平八郎とかが候補にあがりそうだけど、まず日本じゃ考えられない感覚であるのが面白い。
若いならあちらこちらのノートとかに貼りまくるけど、大人はそのまま壁とかに袋ごとピンナップしてインテリアにするのが良いかも。
【台湾メビウス&林華泰茶行】
日本で買えば1カートン、4,2000円、成田の免税店だと2,600円、台湾の免税店だと2,130円。当然台湾で買う訳である。
買う度にパッケージの喫煙過度防止写真が違っていて面白い。半年ぐらいで変わっているようだ。
いつもなら、ヤニで真っ黒になった歯だとか肺とかの写真なのだが、今回はネタ切れなのかモノトーン風にシックにまとめていて意外とお洒落でもある。
同じ銘柄でも免税店で売っているのは、やや薄いのはセブンイレブンを吸っている時に感じたが、タールがその1/10になったメビウス1だとその違いが全然分からない。
メビウスと林華泰茶行は、毎回買っているのでお土産ではなく行商品っぽくなってしまった。
最初に行った数年前は全然喋れなかったのが、今はなんとか、一斤を幾つかの小袋に分けて欲しいなどとかも言えるようになり、林華泰茶行に来て学習上達度を確認している感じになってきた。
いつも3〜4斤ぐらい買って半斤ずつに分けているは、1斤袋にするとスーツケースの蓋が閉まらなくなるからだ。
【三字経】
「三字経」についての詳細は、拙サイトの「中国語のお勉強」 → 「三字経」を参照。
今その「三字経」を覚えている最中である。2014年10月現在、1008文字/1068文字。
時代によって3種類ぐらいバージョンがあり、私は初期の宋代のを暗記している。
最後のバージョンが、辛亥革命後の中華民国時代、魯迅の先生だった章炳麟によって改訂されたのだが、それをついぞ見たことがなく、台湾ならあるだろうと思って空港内免税店で探して買ってきた。
128元(455円)のシールが貼ってはあるが、免税なのだろう122元(433円)だった。
最初の宋代に記されたバージョン1の中国史は宋代で終わっているのだが、これは、「革命興 廃帝制 立憲法 建民国 (革命が起り、清朝までの帝政が終わり、憲法ができ、中華民国ができた)」と記してあって、おおっ、ちょっと感動。
【箸】
我が家は、箸だけは自分専用というのがなく食堂のようにまとめておいたのを適当に使う。
前回の大渓で買ったのが古くなってきたので今回改めて買った。黒檀の良い箸もあるのだが、こちらは個々にシールが貼ってあり、これを剥がすのが大変なのでやめて他のを買った。
「50年代、阿媽の筷」と記しているのもある。台湾では何故か日本語の「の」を使うのを良く見かける。お洒落に見えるのかな。「昔のおふくろの箸」みたいな意味だろう。80元(280円)と60元(210円)。
【皿】
 我が家は、あまりセットで食器を揃えず、何処かへ行った時などに1枚だけ買ってくるとかが多い。省く、スペインの皿。
それぞれバラバラの不揃いで収納にやや難があるけど、それぞれ思い出が残っていたりするので良い。
猴硐で買った、猫イラストのお皿(135mm)。裏にはひらがなで「あにまる」と記してあって意味不明なのがとても可愛い〜。目玉焼きとかお新香に使っている。
【ショルダーバッグ】
 三峡入口のカバン屋でバッグを買った。旅行先でバックを買うなんて初めてだ。
私のテンバのカメラバックを見て「帆布のバックもあるよ、これ。中国製だけど台湾のメーカーだからちゃんとしているよ」と訳の分からないこと言う。
カメラバックじゃないけど、確かにいろいろポケットが付いているB5サイズの丈夫そうなバッグだ。他にかさばりそうな土産もないので1つ買って帰ろうかなと思った。13インチのMacBook Airは入らないけど良いか。こういうバッグをなんと言うのかと思ったら「流行包」と記してあった。
値札は790元(2,800円)。値切ってみたら700元(2,500円)ポッキリと来たので、お買い上げ〜。
【ビニール袋】
上記のカバンを買ったらこんなビニール袋に入れてくれた。日本のどこかの新聞をそのままコピーした新聞袋だ。
日本だと、英語やフランス語の新聞でそのままくるんだりして持ち歩くとお洒落に感じたりするのと似ているのかもしれない。
日本への憧れ等があるのかは分からないが、台湾人は少なくとも日本語の文字表記をプラス的に感じているのだろう。でないと商品を入れる袋のデザインなどに使うわけがないからだ。
日本人の私には、母国語の日本語表記が良いのか悪いのかは分からない。台湾人にとってやや共通的な漢字と良く分からない平仮名が混じった文字がキッチュとかに感じるのか。この感覚が面白いし、日本人にとってはちっともマイナスではないのでちょっと嬉しい。
【折り畳み傘】
こんなの土産と言えるのか、と思うが、捨てるわけにはいかないので取り敢えず「買ってきたモノ」とした。
今回の台湾は真夏のように天気が良かったのだが、帰国時の東京が雨だったので慌てて傘を探した。近くにダイソーがなかったので、その辺の露店で買ったら高いぞ99元(350円)。日本のダイソーなら200円だ。他に売っていないからしょうがない。
昔、ダイソーにて100円で買った折り畳み傘と見比べてみたけど、妙に作りがちゃちい。中国の物価が上昇しているということなのだろう。
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