和平島公園
2010年12月、半年振りの台湾。
改めて訪れてみようと思っていたのが基隆の和平島公園。
台北駅で切符を買い、区間車という各駅停車に乗る。車内はガラガラで昼寝をしている人もいる。40分ぐらいで基隆に着いた。
駅前ロータリーには沢山のバス停があって、どれに乗ったら良いのか分からないので案内所で聞いてみる。
路線番号101しか言わなかったので迷うことがなかった。
101は、基隆駅と和平島公園を往復する路線バスで終点の「和平島」バス停で下車。帰りはまたこれに乗ればそのまま巡回して基隆駅へ行く。
バスの種類はいろいろあって、電光掲示板で次の停車名を表示、放送だけ、運転手が叫ぶ、などがあり、私の乗ったバスは放送だけだった。
アナウンスで「和平島」に降りてみるも、公園が見えない。
隣に食堂があったので聞いてみると、バス停の前の道をずっと歩いて行くば良い、とのこと。10年くらい前に来たけど、人任せだったので殆ど記憶がない。
地図で見ると基隆は縦長の湾になっていて和平島公園はその先端辺りにある。
可愛い壁画に沿って一本道をテクテクと歩くこと15分、見覚えのある和平島公園の入り口が見えてきた。
和平島公園は海岸に突き出た小さな丸い島みたいなものなので、左右どちらから行っても同じ。私説や歩道など綺麗に整備されていて10年前より綺麗になっていた。
 テクテクと小山を登ってゆくと先端に休憩所のある突き出た見晴らし台があった。
横の看板には、ここは「皇帝殿」と呼ばれ周りに家臣を取り巻いた皇帝に見えるところから名付けられ・・・後ろの岩山には軍施設があり弾が飛んでくるかもしれないので「危険区域 安全注意」・・・・こういうところが公園なんだ。
夏になればたくさんの人でにぎわう海水プールなどが懐かしいが今は12月、釣り人以外誰もおらず静かな風景になっていた。
そのプールの先端へ行くと、藻で覆われた滑りやすい岩場の上でみんなが釣りをしていた。
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