タクシー
今回は沢山タクシーに乗り、回数で言えば今までで最多である。初乗りは70元(260円)であるのを今回改めて知った。今まで気にしたことなかった。
行く場所はたいてい近くなので高くても120元(450円)ぐらい。そして近くても嫌な顔をしないで歓待してくれるのが台湾のタクシー。チョイ乗り大歓迎のようだ。
日本語を喋れる台湾人はお年寄りだけかと思いきや、年齢問わず日本語を勉強している台湾人が思いの外多く、3人の運転手もそれなりに勉強していた。台湾人の日本語を喋るレベルは平均して日本人の英語レベルのちょっと上ぐらいだけど、まぁびっくりだ。
1人の台北在住の運転手は、淡水でパン屋を開こうと日本のパン屋で修業をしていざ開こうと思ったらご両親が病気になり夢を断念して今は両親と一緒に住んでタクシーの運転手をしているとのこと。親孝行だなぁ。
殆ど中国語で喋っていて時々日本語が混じるが、日本への思いを熱く語っていた。
もう一人は、単に日本語が好きで、私が台湾が好きだから中国語を勉強しているのだよ、と言ったら盛り上がり、空車の時に聞いている日本語学習のCDをかけ始めた。
テープを聞きながら逆に日本語を教えてしまい、客が降りる時には「ご乗車ありがとうございました」と言うけど、乗る時にはそのようには言わず、「いらっしゃいませ。どちらへ行かれますか」などetc。夕方のホテルまでの帰り道、渋滞で時間がかかったけど、ずっとCDかけながら二人で盛り上がり、125元(472円)と表示されたけど「日本語の講師代で100元で良いよ」。運転手の過失時を省き、初めてタクシーにマケてもらった。
言われてみれば、コンビニとかでの店員が「袋、要る?」とか「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」などと日本語で言っていて、そういうのがあちらこちら台北では良く聞き、日本語が友好的に捉えられているようで居心地が良い。
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