剥皮寮
以前からあった台湾のレトロブームがよりブレークし出してきて、あちらこちらに古い町並みを残す「老街(らおじえ)」が増えてきた。
たいていそれは日本統治時代に建てられたものだったりして、そのうち台湾はレンガ建築で埋まってしまうかもしれない。
20年振りに台北の龍山寺へ行ってみた。
捷運(MRT)ができたので台北駅からすぐだ。
歴史ある有名なお寺だけど雰囲気的には行天宮の方が好きなので、早々に引き上げて「剥皮寮」というところに行ってみた。
龍山寺から徒歩5分。皮を剥ぐ・・なんか怖い所かな、と思っていたら、伐採した樹木を運び、ここで樹皮を剥いだりして木材加工していた所らしい。
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回廊みたいだ |
外観を損なわない修築が素晴らしい |
雰囲気のあるアーケード |
100mぐらいはあるレンガ造りの建物が並び、それに合った資材で修復した一つの観光スポットエリアだった。
エリアは2分されていて、一つは郷土資料館。
剥皮寮周辺についてだけど、主に日本統治時代からのが多く、日本の台湾撤退後の中国語教育において、慣れない中国語を覚えるために自分でカタカナを並記している昔の教科書とかが展示されていたりして興味深かった。
2つのパンフレットがあり、いずれも日本語のもあるので言葉が通じなくても楽しく見る事ができる。
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今の繁体字 |
当時の三輪車で記念撮影 |
昔のトイレ、と言っていた |
もう一つのエリアは、日本統治時代の雰囲気を残すような「もろ昭和!」のミニ老街。
しかし、できてまだ間もないのでお店等はこれからできてゆくところだろう。
コピーにしろ昔の日本のポスターをペタペタと壁に貼ったりしてなかなか芸が細かい。
今度行く時にはいろいろお店もできていると思うので楽しみだ。
9時〜17時、月曜日休館、いずれも入場無料。
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