ビジネスクラス
前日までヒーコラ仕事をやっていた出発当日の4時にたたき起こされ、新幹線の「のぞみ」始発に間に合う電車に乗って羽田空港へ。
カミさんの退職祝いを記念して二人でベトナムへ行くのだが、もともと、利用した事のないビジネスクラスで海外へ行きたいというカミさんの要望から、予算と日程から見つけたのが、ベトナム5日間16万円のクラブツーリズムのパックツアーだった。5月下旬なんて誰もこのようなベトナムツアーでは行かないのだろう、参加者は私たち二人だけだった。
たまにはカミさん孝行をしようと思い、1つにまとめたスーツケースを私がガラガラ~と運ぶシェルパー役となった。二人分の服ぐらいしか入っていないのに、何故か重いのだ。歳を取ったからか、と気の方が重くなってチケットカウンターに乗せたら、21kg。歳を取ったからではなくて一安心だったが、最近こういう気がかがりが増えてきた。
ビジネスクラスなので出発までラウンジを使える。
羽田のANAのラウンジは2つあって、当然一般的な方に案内された。
イスやテーブルはプラスチック製のおしゃれなフードコート風で、食事もホテルの朝食バイキングと同じで、ワインも白と赤が1本ずつのみ。結構混んでいたけど殆どがビジネスマンだ。あ、だからビジネスクラスなのね。これだと全然ステータスはないけど、ビジネスマンにとっては嬉しいスペースと時間だ。
羽田のANAのラウンジの写真は撮らなかったので、復路のハノイ空港の合同ラウンジをパシャリ。
ただ、復路の場合かつビジネス出張でなければ、空港内の免税店や土産屋を見たくなるので、ラウンジに行ったとしても短時間になる可能性もある。
ビジネスクラスの座席もパーティーションで区切った個室スペース風で、カミさんとは仕切り越しに話をしたりするのだが、ビジネスマンにとっては個人移動なのでこれが良く、足を乗せる台もありシートを倒せばフラット気味になって身長170cm以上でも少し膝を曲げれば横になれる素晴らしさがある。これもステータスとかではなく、あくまでもビジネスマン向けの座席であるのを田舎もんの私はやっとそれに気付いた。
ちなみに機内食では、赤ワインが2種類あるのだが、いずれも無難なチョイスで、好みの重厚ではなかった。この辺、キャセイのラウンジとビジネスクラスでのワインはヨーロッパ向けで美味かった。
それでも食事の方は、きちっと作ってあり、エコノミークラスのとは全然違う。小市民な中島家からすると、ビジネスクラスなんてもう乗ることもないだろうの食べおさめかな。
足を伸ばせるのは、夜行バスもそうだが飛行機だって嬉しいパラダイスだ。
こういうビジネスクラスに乗ってしまうと、アジア圏は近いという感覚からエコノミーは台湾までとかの3時間までになってしまいそうだ。若さ指数があるとするのなら、LCCでベトナムまで行けるかどうか、とも言える。私はもう、無理デス~。
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