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子連れ南蛮夏休み日記  「夜は長い」9 - 6

 あくまでも夏の話だが、長いのではなく、日本の時刻とズレているだけと言えるかもしれない。

 日本だと明るくなるのは明け方の4時頃、暮れるのが7時、日照時間は15時間。スペインだと、明けるのは7時半で日没が10時半で、日照時間は15時間と日本と同じだ。
 つまり、スペイン人は夜中遅くまで遊んでいるというのも、日本で言えば、夜の9時頃となり、日没から考えたら取り立てて遅いとは言えない。
 明日仕事があるのに終電まで飲みまくっている私のような日本人からみると、スペインでは明け方の4時半だ。
 もっとも、親が一緒の場合に限り、赤ん坊だろうが子供だろうが親と一緒に遅くまで遊んでいたりする。
 これは、店自体が日本の様に飲む為の場所ではなく、ファミレスみたいな憩の場となっているからで、それなりに飲む為のお店には子供などは当然ながらいない。最近では「白木屋」や「和民」がそれっぽい感じ。

 日本において仕事が始まる8時〜9時前の時間は暗くてもそれほど問題はないように思え、サマータイムとして2時間ぐらいズラしてくれると嬉しい。
 となると、朝の9時は今の7時早朝となり、夕方の6時は今の4時、9時は7時となり、とても過ごしやすいように思えるのだが。因みに、10月過ぎる日本と大して変らなくなる。

 太陽の動きに合わせて生活するのがスペインで、あくまでも時計の数字で生活するのが日本人と言ったところだろうか。


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