自分で調理して食べるのが、もしかしたら究極の美食なのかもしれない。
それは客観的な要素を排除した「自分が作ったものだから」というコトガラが最優先する、と思うからだ。
上の鉄板は価格的構造上、取り外しができないのでテフロン加工だ。
周辺の色は食欲をそそる赤で、浮き彫り風にタコの絵柄があるのがキッチュだ。
温度調節なんぞはなく、スイッチのOn/Offのみ。
1,000円なのだから細かいことを気にせずド〜ンと作ろうぜ!みたいな仕様である。納得。
アマゾンで「YAMAZEN+タコ焼き」検索をすると1,554円。送料1,500円以上で無料を考えたら、決して高くない。が、スーパーで買って良かった。500円得した。
それでも火力が弱いからひっくり返すのは難しく半球同士を重ね合わせて1個。重ねるので外観がベビーカステラのようにスジが入るときがある。ドンマイ〜。
そんじゃ、プロ(最近はフロ)カメラマンのとーちゃんがプロセス写真をちゃんと撮ってやるよ、と、ボックスライト、300Wモノブロック、レフ板などを用意して・・・という面倒なことはせず、愛機コンデジFinePixで角度だけをチェックしてパシャパシャ〜。
Photoshopでちょっと調整してみれば、おお、美味そうじゃん〜!写真だけ見ると「銀だこ」みたいだぞ。
バカ娘は私のように後先考えずにバコバコと大量のタコ焼きを作り過ぎてしまい「とーちゃん、食べてよ」。
「これから酒飲むのに要らんよ、んなの」
でも可哀相だから2〜3個食べた。甘いモノは嫌いだけど、おたくふソースの甘さは別格で、心地良いとろみ的な旨味がある。
私も娘もマヨネーズとかつお節自体は嫌いじゃないけど、たこ焼きとお好み焼きにそれらを入れるのを好まない。
それらの味が強すぎて、本来のたこ焼きの素材の微妙な味や香りが分からなくなるからだ。
火力が弱いので焦らずじっくり、のんびりと焼いていると、外側がパリパリ風の大阪本場風のができあがる。おお、ビジュアル的も良いじゃないかい。作っているのは娘だけど。
作りたての熱いのをその場でホォカホォカして食べる、正しいたこ焼きの食べ方かも。 |