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公開講座:東京都立大オープンユニバーシティ
公開講座:東京都立大オープンユニバーシティ
  1. 「スペイン語初中級2」 2025年1月~3月
  2. 「スペイン語初中級3」 2025年4月~6月
  3. 「話そう!スペイン語会話(初中級)」 2025年7月~9月
      ※スペイン語とラテンアメリカの文化(歴史)
オープンユニバーシティ会員証 獨協大学のO.C.が始まるのは2025年4月からで、この間の3ヶ月をどうしようかと思ってサイトを調べていたら、東京都立大学オープンユニバーシティにスペイン語コースがあった。
飯田橋駅  申し訳ないけど都立大は名前しか知らず、どこにあるのかも分からなかったのだけど、そのスペイン語コースは、飯田橋駅前にあるとのことだったので、都立大のwebでチェックをしたのは年末の申込最終日だったので「中級」は一杯だったけど、まだ空いていた「初中級」に申し込んだ。
年明けの開講前に、獨協大学同様にオープンユニバーシティ会員証が送られてきけど、こういうのを持つと所属意識と学習への意欲があがりますな。

 飯田橋と言えば、何十年前に今はなき日本写真学園の夜間に2年間通っていたので懐かしさで一杯なのだが、線路がカーブしているところに駅があるので、停車時にはホームと車両の間にそれなりの空間ができていて危険でもあった。受講初日に久しぶりに降りてみたら、その空間を回避するために停車位置をかなり移動したため、最後尾から下車しても東口出口まで50mはあり、万歩計の歩数が稼げるようになった。

飯田橋キャンパス キャンパスは、その東口から3分ぐらいのところにある東京区政会館ビルの3階にあり、利便性高すぎ。どこにあっても駅前にあるのは素晴らしか。
 たまたまかもしれないけど、10名ぐらいの受講生の半分ぐらいは留学や海外駐在の経験者で、スペイン語圏での普通の買い物やショッピングには全く問題のない方々で、残りの半分は、接続法の後半を学習中だけど圧倒される熱心さがあり、さすが在京大学の講座は層が厚いな、と思った。
 パコ先生は偶然にもグラナダ出身で、授業中は正統なカスティジャーノを喋るも、時々グラナダ訛りが出てきて、個人的には嬉しい。また、アンダルシアで良く見かける朝から晩まで飲んでいるスペイン人のイメージとは違い、授業への取り組みが真摯で、日本語を読めるだけではなく、改めてスペイン語の文法を学び直した、と言っていて、とっても頼もしい。現地のスペイン人に文法を質問しても、微妙なニュアンスが分からないことも少なくないからだ。

「キッチン・アオキ」 「キッチン・アオキ」
 せっかくの電車でのお江戸上京なので、近くで美味しいお店でも探して、となるのだが、飯田橋東口ではその店探しの苦労がなかったのは、降りたらすぐに2軒の名店舗を見つけることができたからだ。ラッキ~。
 今や数少なくなったキッチン(町の洋食屋)の「キッチン・アオキ」。
 日替わりランチが、リーズナブルにも1,000円ちょっとなのが嬉しいけれど、飯田橋に来るのは金曜日だけなので、他の曜日のも食べてみたくなる。おそらく日替わりランチには、小カップに入ったカレーのルーが付いてくると思うが、最初はフライと白米でいただき、後半はルーをご飯の上にかけてカレー丼にして食すのがお作法かもしれない。
「そば屋尾張屋」 「そば屋尾張屋」
 また、そのお隣的なところに「そば屋尾張屋」がある。昔からの普通のおそば屋なんだけど価格も据置き風なのが嬉しく、丼物プラス蕎麦のセットで900円ぐらいって安過ぎないか。ここはお江戸のど真ん中だよ。
 丼物単品からすればご飯の量が少なめだけど、還暦超えまくったじじーにはちょうど良い。つゆは、私好みで、かつお節の風味が強くなくて良い。
 で、この「尾張屋」の隣接するビルの1階が公共喫煙ルームになっているが感涙ものだ。千代田区内全エリア禁煙なので、愛煙家にとっては砂漠の中のオアシスを探すぐらいに大変なのだが、駅前にあるのは垂涎もので、都立大飯田橋キャンパスが大好きになった。

オープンユニバーシティ開講案内  都立大のスペイン語コースはシンプルで、3ヶ月隔週風で計5回の8,800円。毎週か隔週かは、それぞれのスペイン語学習と日常生活とのバランスからかと思われるが、私はひまなのでどちらでもOKだ。
 初中級を修了して間もなく次期開講講座の案内冊子が送られてきた。このスペイン語コースは継続シリーズになっているのか、修了した初中級は「接続法2」とあり、次の初中級のは「接続法3」とあった。
 なので、これは継続だろう、と思う前に、もっと「キッチン・アオキ」と「そば屋尾張屋」へ行きたい、という気持ちが逸り、継続ボタンを思わずポチッしてしまった。

 2025年6月に「接続法3」が終わったので、もう次はないのだろうと思っていたら、次は、ラテン諸国の歴史を踏まえてやります、と言うので、引き続きパコ先生の講座を申し込んだ。でも、コースタイトルが「話そう!スペイン語会話」となっていて意味不明と思ったら、サブタイトルに「スペイン語とラテンアメリカの文化・歴史」とあってなるほど。
 ありがちに言えば、こういう授業で使うテキストは、既存の教本等をコピーしたのを散見するのだが、パコ先生は、テキストからちょっとしたゲームなど全て自作してしまうので、「暖かみのある教材」となって受講しているライブ感がある。

 「話そう!スペイン語会話(初中級):スペイン語とラテンアメリカの文化(歴史)」が9月(2025年)で修了するところで、10月~12月の秋期コースのパンフレットが送られてきた。
 10月からは同じ「話そう!スペイン語会話(初中級)」の(食べ物)であった。しかし、この10月から12月は、他用事がいろいろあって、暇だった金曜日も被ってきてしまったので、今回はお休みして、来年から再受講しようと思っているところ。
 日本語が上手で、改めて母国語のスペイン語文法を学び直したスペイン人の先生って、とても貴重だからだ。そして、昔ながらの味のそば屋「尾張屋」も捨て難いところからもある。