【 環境:安全光 】

安全光(セーフライト)は、一般印画紙用と多階調用(マルチグレード)の2種類がある。
大雑把に言って、一般印画紙とは号数印画紙のことで、富士フイルムのFM2とかゲッコーVR3などがある。
一般印画紙用の安全光下で多階調印画紙を使用するとカブってしまうが、多階調用のだとどちらも大丈夫なので多階調用安全光をお勧めする。
教室の暗室にあるような大キャビネサイズの
ボックスタイプが良く、差し込む
ガラス板自体に一般用とか多階調用とかの種類があるので、購入前に確認を。

安全光の設置場所だが、なるべく明るくしたいが為に引伸機や現像バットの真上に吊るそうとするが、天井からの距離が足りないと、その明るさでカブってしまう場合があるので、やはり事前のチェックは必要である。また、電球のW数を上げるのもあるが、それだとセーフライトガラスの焼きつきの可能性もある。いずれにしろ壁が白なら反射させた方が良い。
誰からかもらったセーフライトがあるのなら、そのガラスをチェック。
ハンザならNo.11、キングならNo.2が多階調用である。
 ▶ 経験談:
昔、バイトしていた製版屋でもらったハンザの四つ切サイズの安全光を使っている。
5wで暗すぎたので65wに入れ換えたらバッチリとカブってしまい、反射させて使っている。