取り立てて観光地とかではない小さな町を訪れる機会は少なくはないが、のどかな好天に広がる町並みはよりランドスケープとなり、忘れかけていた旅情を思い出させてくれて、撮影の合間にスナップしようと私にフィルムを詰めさせた。
気分はとても良いのだが、場所的に「ここにはもう来ないかもしれない」との寂寥感もあり、そんなノスタルジィックな中でシャッターを押したスナップ写真。