再プリ

 計画停電が始まり、それが来月一杯続く可能性がある、というのをラジオで聴き、心を決めて新宿ヨドバシへ印画紙を買いに行った。
 我が部屋の惨事の要因の一つ、定着液をバットに入れ放しにしていたのを思い出して5リットルのポリタンクも買ってきた。
 ついでに予備のスポンジを買ったら両方とも600円。
 価格よりもこういうのをちゃんと常備しているヨドバシに感謝、という時代になった。

 ラジオでは、ここ3日間震度6クラスの余震が70%、4日後は50%と言っていた。
 明日から時間限定停電があるので、日曜日の夜、強い余震に用心しながら再プリ〜。
 計画停電のリストを見たのだけど、時間帯は3つだけど、私の町には3つクラスが記されているけど、丁目がないので、どの時間帯だか分からない。

 大四つ切のバットを4つ並べているので、いつ来るか分からない大きな余震が来たらチャプチャプ〜でその時点でビンゴだ。無謀風に「そうそうそんなデカいのが来るもんか。ダメだったら少し落ち着くだろう4月にやろう」と思い込むようにして愚行敢行。
 さすがに落ちそうなものなどを全て別室に避難させた。

 こんな枚数の本焼を2度やるのは初めてだ。でも2度目なのでスイスイと作業が進み、気になった余震も震度1ぐらいのが1回のみだったので良かった。
 あとは乾燥し終わる明日まで、いやフラットニングが終わるまで、3日前の引伸機が落ちるような強い余震がなければとっても嬉しい。
 停電になると水道も止まるかもしれないので、デカい水洗バットとかにも水を汲んでおいた。
 
 ガソリンスタンドを通ったら、ガソリンと灯油が完売になっていた。
 供給自体はあるのだけど、需要が集中したので一時的な品薄状態風。灯油はこの間4缶買ったしガソリンも半分ぐらいあるので、ま、なんとかなるだろう。
 灯油がなくて寒い日だったら節電よりもエアコンの暖房がやや優先されるだろう。

大文字のメール

 あれやこれや片づけをしていたらMacBookにスイスにいるグラナダ人のマヌエルから大丈夫Skype。
 いつもはチャットだけど今回は会話の方。
 「あ、生きていたんだ、元気?大丈夫?」
 昨夜のファンヘでは津波を「ツナミ」と言っていたけど、マヌエル曰く正しくは「meremoto」と言うらしい。フーン。
 マヌエルはカメラオタクなので、ちょっと地震の話をしたらあとはずっとカメラの話。いろいろ専門用語が分かるから勉強になると言えば、言える。
 最後は私の20万で買ったホースマンを13万円で譲る話になって、paypalを使うと楽だよとかetc。
 ま、目的の安否の確認ができたから後はよもやま話で良いんだけど。

 フラットニングが終わったので、Macproを起動させ、やはり掃除をしながらDTPとかの作業をする。
 ふとメールチェックをしたら見慣れないのが幾つか入っていた。
 GuadixやGranadaの友達からの安否確認のメールだ。
 文字化けを気づかって全部大文字で記されているのが嬉しいのだけど読みづらい〜。
 みんな「このメールを見たら必ず返事をしてくれ」。
 外国のニュースだと、コンビニのお弁当コーナーが空っぽとか駅に集まっている、または帰宅難民などの映像よりも、やはり津波のだろう。
 「ケンのところは津波はなかったか?」
 今まではこんなメールがなかったので、インターネットのおかげかもしれないけど、嬉しい安否メールだ。
 
 地震の後すぐに原子力発電所が問題になっていて、外国のニュースでは、日本にとって最悪の日、と報じられていた。
 確かに現時点では、今回の地震は最悪最低のワースト1だけど、少なくともそれがワースト2にならないことを願って止まん〜。

やっぱ揺れているねぇ

 メインのPC MacProが無事だったけど、大きな余震が気になり、意味もなくMacBookを常時稼働させて過ごした今日土曜日。
 生き残ったプリント10数枚をフラットニングしながら残りの部屋とリビングの掃除。
 100冊ぐらいある写真集はどうしょうもなく、新しい棚を買うまで寝室に避難待機。8畳の寝室が6畳になった。

 あちらこちら(埼玉、千葉、神奈川、近所)の被災状況を聞くと、あれ、沖縄にでもいたのですか?みたいな震度3ぐらいの経度。
 なんで我が家だけ?
 午前中に家の周りを見て回ったら、小さな断層がちょうどお掘りのように家を取り囲んでいて、その外側の土地が少し陥没していた。
 その隙間から見えるいろいろな生活排水パイプの幾つかがパッカリと引きちぎられていた。

 懇意に工務店に連絡して来てもらったら、家を建てる時の地震対策でたくさん杭を打ち込んだから、揺れるけど丈夫にできています、とのこと・・だからより揺れたのね。そうか?
 幕張の13階に住む弟から画像が来たけど、おぉ、我が家と同じくらいの惨事で、いやそれ以上で、食器棚とかがバコバコ倒れていた。

 週明けに工務店と設備会社が来るみたいだけど、見積もりが気になる。地震保険って入っていたかなぁ?
 
 泊まりのはずのカミさんが遅く帰宅してきた。
 余震対策でいろいろ乾電池を買ってきたのは良いが、肝心の懐中電灯が見つからない。
 やっとこさ2本探し当てたらそれは単一電池。買ってきたのは単三と単二・・。

携帯が繋がった?

 疲れたので今日の片づけはやめてちょっとワインを飲み出す。
 廊下に本がたくさん置いてあるのでドアが閉まらない、つまり寒い〜。
 時々余震があるのでその都度そばにあるストーブのスイッチを消す。

 インターネットで地震情報を見ていたら、ウサビッチのメロディ〜♪携帯がなった。あ、繋がったんだ。+34・・?
 「Digeme, ?Quie’n es?(誰〜?)」
 おお、スペインのファンヘからだ。
 手紙もメールも全然返事を寄越さない正しいアンダルシア人だけど災害時には唯一電話をかけてくるヤツだ。前回は16年前の関西淡路大震災の時。

 「テレビでがんがんに日本の地震をやっているけど、ケン、大丈夫か?」
 「そうそう、大きな海の流れがやってくるの、何だっけ?」
 「ツナミ」
 「え、日本語なの?津波は北の方で、私も見たいけど凄いねー。近代の日本では大規模な津波じゃないかなぁ。でも東京は揺れただけで、停電とか断水ぐらいかな。それでも被害は大きいけど」
 「ケンのところはみんな大丈夫?」
 「私のところは大丈夫だけど、私の部屋はごちゃごちゃで片づけが大変」
 あとは久しぶりのよもやま話だったけど、こういう時の安否を気づかう電話は嬉しい。

タイミング悪~

 プリントのフラットニングしながら、せっかく家の部屋を掃除したのにグラグラ~。

 確認していないけど1/3ぐらいプリントが駄目になったと思う。はぁ。
 リビングの床は割れた食器が散らばり、私の部屋は書棚やマック、ベセラーが倒れまくった。
 入り口にたくさんの倒壊物があって中に入れない・・・奥の方で音楽が流れている???MacBookのiTunesからのラジオだ。
 地震でも物理的に切れない限り繋がっているのね。
 1時間ぐらいかかって取り急ぎテーブルの上を片づけた。
 怖くて後ろを振り向けない。

 ま、大掃除ができるから良いけど、すげー憂鬱。家が倒壊しないだけでもラッキーだったけど。

 みなさんも大したことじゃないことを祈っています。

=== 地震6時間後 ========

 Mac Proとナナオのモニターが斜めに床に落下していてちゃんと動くのだろうか、気になりながらやっと設置してスイッチオン。
 ラッキー、スキャナー等問題なく稼働(今のところ?)
 なんでパソコンとかがが落ちるのだろうか、と思ったら、揺れでズレてズレてそのまま落下。モニターが元気で良かった。
 写真右の本棚は固定してあったので倒れなかったけど、中身は殆ど落下。あぁ、ネガケースもあるぞ。
 
 地震後6時間経ってやっと半分ぐらいが片づいた。
 被害を見ると、みんなの家や部屋はそれほどでもない感じ・・私の部屋はモノが多いのかな、娘に「とーちゃんの部屋が一番凄いなぁ」
 因にリビングは半分ぐらい食器が飛び散っていて歩けない。