スリーブ

 写真の業界用語風に現像したフィルムを任意の枚数ごとにカットしたモノ。
 ネガカラーフィルムのネガみたいなもの。任意とは言ってもたいてい6カット。

 写真、そして今のような135のロールフィルムができた時に「よし、36枚撮りにしよう」と明確に決まった訳ではなく、トイレットペーパーのようなフィルムを両手一杯に伸ばした長さがちょうど36カットに近かったから、というのを聞いたことがある。
 民族質によって両手一杯も違うと思うけど、フィルムの発祥からのフランス人、イギリス人、アメリカ人あたりからの長さのようだ。
 また、36という数字は約数が多いところからかもしれない。

 で、私が気付いた時には6コマごとのスリーブになっていた。
 6コマだと長さで言うと230mmぐらいでフィルムの形状からいうとやや保存収納からすると長すぎる、そこで「5コマスリーブにしよう」という運動?がかつて80年代の前半から半ばまで日本であった。
 ポジはマウントする方法があるので、主にネガ保存だったけど、5カットにしても保存が面倒だし既存の6カットとどう同居させるのかがポイントとなって80年代後半にはすたれてしまい暗黙的に6カットを継承。

 その頃のネガをスキャンしていたら数本5カットスリーブがあって、妙に懐かしかった。

 そのネガスキャンだけど、紙マウントとかでないスリーブなのでゴミがたくさん付着していてもエタノールでふき取ればそれなりに除去でき、あとはPhotoshopで、とポジほど大変ではない。

 どのネガを見てもオレンジベースのフィルムだから私のような素人からすれば「どれも一緒!」と思うも、やはり色素は退色するのだろう、カットによっては「なんでこんな色?」というのがある。
 それでも同じ年数経過でもポジよりネガの方が元気が良いようである。

ネガ~

 120のネガのスキャンが終わった。
 ネガは保存しとくのでA4までの長辺310mmでスキャン。
 終わったら、たったの「24本」、少ねー!

 で、135のネガに取り掛かる。
 現存する最初のネガは昭和45年(1970年)、小学校6年生の時のだ。
 リコーキャディというハーフだ。エプソンのドライバーにはそんなのがないので2コマ分ずつスキャン。
 スキャン前に色調製するのだけど、片方はオーバー、もう片方はアンダー・・どうすれば良い?
 2度スキャンすれば良いのだけど面倒だからオーバーの方を優先して後はPhotoshop様。

 ・・というのをやっていると、仕事を増やすように、私以外、つまり死んだ親父が撮ったモノクロだけでもスキャンしておくか、なんて思ったりしてきた。

 135も100本以下じゃないかと思うが、1本24~36カットあるのでそれなりに時間がかかる。

キッチン水栓

 「蛇口」だと思っていたら、最近の名称は「水栓」とか言うらしい。
 そして、普通の水道と温水の2つから出るのを「混合栓」、ふぅーん。

 台所のその水栓がバカになってきた。
 時間によって微妙に水が漏れてきて水圧を下げても変わらなくなった。

 確か2000年の頃、洗面所と拙暗室の水栓、いずれも混合栓を取り換えたことがある。
 設備工事に電話で見積もりしたら工賃だけで18,000円と聞いてビビりまくり、まずは自力で試みてみた。ダメだったらその時点で設備工事にお願いすれば良いと思ったからだ。
 
 サイトで調べたら、似たような人がそれなりにいて画像付きで説明してくれていた。
 要は、外壁と内壁の間に通っている地下からの水道管、これが内壁に飛び出た外ネジの口に取り付ける時に、防水テープを巻く。
 これをそれなりに巻かないと気付かずに内壁と外壁の間に水漏れがして大変なことになる、らしい。
 それでもそんなに難しくなく、薄い白いテープを外ネジに大目に巻き、その上からリングネジで留める。
 面倒だけど1ヶ月後に外してチェックしたら大丈夫だったので「この要領でテープを巻くのね」。
 当然屋外の水道栓をひねり家中の水道を留めてから作業。でも、不慣れの私でも1時間もかからなかった。

 という微小な経験があったので、その根元の水栓を変えるのはそれほど難しくない。
 壁から出ているマイナスのネジを締めればそこだけ水は止まる。
 水栓のリングネジの径は決まっているのだろうか?28mm径。でもこの径のスパナレンチは100円ショップで売っていない。

 主婦感覚に似たような種類があるけど、TOTOと伊奈は高く10,000円強、KVKという会社が割安の9,000円。
 Kだから韓国製かなぁ、韓国製は悪くないけど、全般的なところからすれば日本製よりも落ちるので気になったけど価格を優先した。
 調べたら岐阜県の会社だった。→ http://www.kvk.co.jp/

 混合栓は当然壁から2つの水道管が出ているけど、その混合栓を水平に設置するのはなかなか難しい。
 出れば良し、水漏れしなければ良し。でわが家の水栓はいずれもちょっと傾いている、しかも良く見たら、全ての水栓がKVK社製のだった。

コピースタンプツール

 Photoshop持っている人で、この名称、またはこの機能を知らない人はまずいないでしょう、というのが「コピースタンプツール」。
 例のゴミを消したりするスタンプアイコンの機能。

 クライアントと話をしていたら「ナカジマサン~、ポジフィルムをスキャンしてデジタルにしているのでしたら、ちょっとやってくれませんか?」
 とバイト的な依頼があった。

 ちょちょっと掃除してのスキャンだけでしたら、んなのタダで良いですよ~、と言ったら、いや、ちゃんとゴミを取ってそれなりに色調を合わせて欲しい。
 DVD納品にして全部で9カット。こういう価格が分からないので適当に1カット1,000円と言ったら消費税+交通費で10,000円になった。
 これって安いのだろうか?それとも高いのだろうか?

 通常?コピースタンプツールって周辺がボケている丸いのを使うと思っていた、ボケてはいない真円のは何に使うのか?とずっと疑問に思っていた。
 フィルムスキャンの時に使うのかぁ!!

 あまり意識していなかったのだけど、例えばデジカメで撮ったファイルとフィルムをスキャンしたのをそれぞれ200%以上で見ると、全然感じが違うのに気付いた。
 フィルムのは当然粒子が見える。
 その画像に周辺がボケたコピースタンプツールを使うと、明確な粒子の画面が曖昧な見え具合になってしまう、おお。

 つーことで、ボケていない真円のを使うが、これが難しい。
 押せばそのまま丸に写ってしまうので馴染ませるのにかなり時間がかかった。

 気軽に引き受けたけど、こういう場合のポジってたいてい20~30年前。
 当時なら白い砂浜と青い空が一面に広がっている南国の島の風景も「なんでMが浮いているの?」状態だ。

 その前にマウントがコダックの紙製。
 気付いたのだけど、紙製のってフィルムとの境界線に糊とかが出てくるのかうっすらとゴミの枠線がフィルムにこびりついていている。

 エタノールを使っても全然落ちない。
 最後はアンパンのシンナーを使ってゴシゴシ・・・ちょっと落ちたかなぁ、ぐらい。ブチキレて、ハイター使うか!と思うも・・ちょっと違うかな。
 除去作業はシンナーまでにして、あとはコピースタンプツールで頑張ろう、という問題定義を後回しにする。

 200%に拡大された画面の粒子を見ていると、所々レチキレーションみたいなチリメン皺がある・・なんで?
 こういうところに例の糊の残骸塵が連なっているのを見ると、ビーッと一直線に引かれたキズの修正がとても楽勝に感じる。
 1枚修正するのに集中して40分ぐらいかかった。1カット1,000円ってもしかして安い?
 こういう修正のデメリットってスポティングと同様に努力の結果が見えないところだ。見えたらNGだからねぇ。
 何もしないのと修正したのとの2枚を一緒にするのがベストのような気がしてきた。

 将来、ポジをデジタル化する予定が少しでもあるのなら、紙マウントだけプラマンに差し替えておいた方が良いと思う。
 とにもかくも目では見えないけれど×8以上のルーペでやっと見える塵も2種類ある。
 湿気と蒸発した浮遊?した糊が一緒になって付着した塵ややっかいだ。スペイン滞在時に現地で現像したのはみんなプラマンだけど、これは普通に拭けばOKだった。
 後年、デジタル化作業において紙マウントがネックになるとはイーストマンも思い及ばなかったのは仕方がないこと、と思ったり、でも涙~。

スキャン135

 135ポジのスキャンがさっきやっとやっと終わった!
 来春頃と思っていたのが予想外に早く終わって気分爽快・・・と思っていたら、120の方にプライベートポジがあるのを忘れていた。

 基本的にモノクロ以外は全て、そうネガもやろうと思う。
 通常のは長辺A3までの430mm、ネガの記念写真風なのは四つ切までの長辺300mmでスキャン予定。
 ポジは廃棄してしまうけど、ネガはまだ少し取っておこうと思う。

 1,000カットぐらいと思っていたら1,800ぐらいあった。それでも長辺430mmのA3、tifで保存してみれば合計たったの130GB。もちろん、フィルムの持つ情報量からは下がるデジタルだけど、昨今の出力形態の優位性からすればデジタルに軍配が上がる観がする。

 135ポジの塵の原因は未だ分からずじまいで終わってしまったが、最終的にアルコールで吹いて再スキャンして、後はコピースタンプツールで頑張るぞまで除去できたので良しとしよう。

 不思議と120のポジはそういうのがなく、セットした時に付着した塵なのでちょこっとブロアーで吹くぐらいでOKで、付着が残ってもコピースタンプツールで難なく除去できるレベルばかり。

 スキャンした120のEPY(エクタのタングステンフィルム)を拡大してみたら、ブヒッ、ボケボケじゃねーかよ!!
 ポジで良くみたらピントが合っていなかった・・・エプソンさん、疑って済みましぇ~ん。

 初めて持った120は日本写真学園の夜間2年生の初めで譲ってもらったMAMIYA C-330、これで学園の5Fスタジオに女の子を連れ込んで・・まだ1kwのスクープライトでのメインライトの使い方は習っていなかったので暗い・・超ヘタっぴなのも併せてピンボケ嵐。
 こんなの恥の上塗りでスキャンしたくないけど、保存という意味では我慢してジーコジーコと全12カット。

 スキャンで一番の難モノはネガだ。
 色調に関するドライバーはエプソンがピカイチだけど、画質はフィルムスキャナーのopticFilmの方に部がある。でも、opticFilmのドライバーがややオタコ・・・どっちでやるか?120が終わってから考えると。

 でも、エプソン(GT-X970)のドライバーは超便利。
 スリーブ2本分まとめてスキャンしてくれる・・。まぁでも「フィルムをスキャン」する需要って後数年かね。