コピースタンプツール

 Photoshop持っている人で、この名称、またはこの機能を知らない人はまずいないでしょう、というのが「コピースタンプツール」。
 例のゴミを消したりするスタンプアイコンの機能。

 クライアントと話をしていたら「ナカジマサン~、ポジフィルムをスキャンしてデジタルにしているのでしたら、ちょっとやってくれませんか?」
 とバイト的な依頼があった。

 ちょちょっと掃除してのスキャンだけでしたら、んなのタダで良いですよ~、と言ったら、いや、ちゃんとゴミを取ってそれなりに色調を合わせて欲しい。
 DVD納品にして全部で9カット。こういう価格が分からないので適当に1カット1,000円と言ったら消費税+交通費で10,000円になった。
 これって安いのだろうか?それとも高いのだろうか?

 通常?コピースタンプツールって周辺がボケている丸いのを使うと思っていた、ボケてはいない真円のは何に使うのか?とずっと疑問に思っていた。
 フィルムスキャンの時に使うのかぁ!!

 あまり意識していなかったのだけど、例えばデジカメで撮ったファイルとフィルムをスキャンしたのをそれぞれ200%以上で見ると、全然感じが違うのに気付いた。
 フィルムのは当然粒子が見える。
 その画像に周辺がボケたコピースタンプツールを使うと、明確な粒子の画面が曖昧な見え具合になってしまう、おお。

 つーことで、ボケていない真円のを使うが、これが難しい。
 押せばそのまま丸に写ってしまうので馴染ませるのにかなり時間がかかった。

 気軽に引き受けたけど、こういう場合のポジってたいてい20~30年前。
 当時なら白い砂浜と青い空が一面に広がっている南国の島の風景も「なんでMが浮いているの?」状態だ。

 その前にマウントがコダックの紙製。
 気付いたのだけど、紙製のってフィルムとの境界線に糊とかが出てくるのかうっすらとゴミの枠線がフィルムにこびりついていている。

 エタノールを使っても全然落ちない。
 最後はアンパンのシンナーを使ってゴシゴシ・・・ちょっと落ちたかなぁ、ぐらい。ブチキレて、ハイター使うか!と思うも・・ちょっと違うかな。
 除去作業はシンナーまでにして、あとはコピースタンプツールで頑張ろう、という問題定義を後回しにする。

 200%に拡大された画面の粒子を見ていると、所々レチキレーションみたいなチリメン皺がある・・なんで?
 こういうところに例の糊の残骸塵が連なっているのを見ると、ビーッと一直線に引かれたキズの修正がとても楽勝に感じる。
 1枚修正するのに集中して40分ぐらいかかった。1カット1,000円ってもしかして安い?
 こういう修正のデメリットってスポティングと同様に努力の結果が見えないところだ。見えたらNGだからねぇ。
 何もしないのと修正したのとの2枚を一緒にするのがベストのような気がしてきた。

 将来、ポジをデジタル化する予定が少しでもあるのなら、紙マウントだけプラマンに差し替えておいた方が良いと思う。
 とにもかくも目では見えないけれど×8以上のルーペでやっと見える塵も2種類ある。
 湿気と蒸発した浮遊?した糊が一緒になって付着した塵ややっかいだ。スペイン滞在時に現地で現像したのはみんなプラマンだけど、これは普通に拭けばOKだった。
 後年、デジタル化作業において紙マウントがネックになるとはイーストマンも思い及ばなかったのは仕方がないこと、と思ったり、でも涙~。

スキャン135

 135ポジのスキャンがさっきやっとやっと終わった!
 来春頃と思っていたのが予想外に早く終わって気分爽快・・・と思っていたら、120の方にプライベートポジがあるのを忘れていた。

 基本的にモノクロ以外は全て、そうネガもやろうと思う。
 通常のは長辺A3までの430mm、ネガの記念写真風なのは四つ切までの長辺300mmでスキャン予定。
 ポジは廃棄してしまうけど、ネガはまだ少し取っておこうと思う。

 1,000カットぐらいと思っていたら1,800ぐらいあった。それでも長辺430mmのA3、tifで保存してみれば合計たったの130GB。もちろん、フィルムの持つ情報量からは下がるデジタルだけど、昨今の出力形態の優位性からすればデジタルに軍配が上がる観がする。

 135ポジの塵の原因は未だ分からずじまいで終わってしまったが、最終的にアルコールで吹いて再スキャンして、後はコピースタンプツールで頑張るぞまで除去できたので良しとしよう。

 不思議と120のポジはそういうのがなく、セットした時に付着した塵なのでちょこっとブロアーで吹くぐらいでOKで、付着が残ってもコピースタンプツールで難なく除去できるレベルばかり。

 スキャンした120のEPY(エクタのタングステンフィルム)を拡大してみたら、ブヒッ、ボケボケじゃねーかよ!!
 ポジで良くみたらピントが合っていなかった・・・エプソンさん、疑って済みましぇ~ん。

 初めて持った120は日本写真学園の夜間2年生の初めで譲ってもらったMAMIYA C-330、これで学園の5Fスタジオに女の子を連れ込んで・・まだ1kwのスクープライトでのメインライトの使い方は習っていなかったので暗い・・超ヘタっぴなのも併せてピンボケ嵐。
 こんなの恥の上塗りでスキャンしたくないけど、保存という意味では我慢してジーコジーコと全12カット。

 スキャンで一番の難モノはネガだ。
 色調に関するドライバーはエプソンがピカイチだけど、画質はフィルムスキャナーのopticFilmの方に部がある。でも、opticFilmのドライバーがややオタコ・・・どっちでやるか?120が終わってから考えると。

 でも、エプソン(GT-X970)のドライバーは超便利。
 スリーブ2本分まとめてスキャンしてくれる・・。まぁでも「フィルムをスキャン」する需要って後数年かね。

医食同心

 中国語教室の仲間に「今度、中国料理講座があるんですが一緒に行きませんか?」
 「高そうだからいーですよ」
 「いやいや○×公民館でやって月1回1,000円の3ヶ月だから安いでしょ」

 行ってみれば、たまに行く中華屋の青島出身のマスターじゃない。
 「医食同心」、つまり薬膳も含む料理を美味しく食べれば健康にも良い、という意味らしいが、その日の料理は麻婆豆腐と古老豚(酢豚)・・・これらの料理の何処に医食同心があるのか不明だけど、場所は公民館の参加費1,000円、あまり細かいことにこだわってはいけない。

 それでもさすが本場中国人かつ調理人、まずそのマスターの手本を見ていたけど、麻婆豆腐の作り方って実際のところ全く知らなかった。
 手本を見て、なるほど~!!

 例えば中華鍋に500mlの油を入れるも火は弱め、微妙に暖まったら鷹の爪を入れる。
 そこそこにかき回したら山椒を入れる。
 中国料理の基本は「葱姜蒜(長ねぎ・ショウガ・ニンニク)」が基本らしく、適量の塩と胡椒と一緒にそこにそれらを適当に刻んだのを入れる。
 火は弱火でおそらく揚物ができない温度。適当にかき回したところで終わり。
 これを一晩寝かせて濾すと、オレンジ色したあの「ラー油」ができる・・おおお、初めて知ったラー油の作り方。
 残りのをミキサーにかけてペースト状にしたのが「麻辣醤」という中国味噌の一つ。
 これは冷凍とかで保存が効き、必要に応じて使うらしい。

 私からすればここで終わってしまっていて麻婆豆腐も酢豚も頭になく、ラー油の作り方だけを覚えただけで大満足だった。
 食べてみたその麻婆豆腐は北京や大連、または近所の中国人のお店で食べるのと同じだった。
 マズくはないけど、私の味好みからすればマルミ屋とか台湾の四川料理店での方が美味かった。

 その後の酢豚は、北方と南方の違いがあって、ここでは北方。
 たまたまかパイナップルとかは入っていない。基本の味は、最後にピーマンを入れるのと紹興酒を使うのがポイントだった。

 次回、今月の下旬のテーマは、北京ダッグ!!!・・の皮・・・カワ?・・・ギョウザのと同じ?
 何処に医食同心があるのか分からないけど、在公民館のだから文句をいってはなりませぬ。また、新しい発見もあるかもしれないし。

 先生はちゃんとした調理器具を使っている。
 公民館だから調理室があるだけでも万歳だけど、私たちのはステンレス包丁とテフロン加工のフライパン・・これじゃ中華は無理かも~。

ウサビッチ

 密かに?「ウサビッチ」が流行っている。
 WOWOWかスカパーとかでやっていたので私何ぞ知る由もないところにカミさんが噂を聞きつけてYoutubeでチェック・・・・引き続き娘が感染。
 1,500円もするウサビッチムックをカミさんが買ってきて、ブヒ~・・あ、ウサビッチバッグ付きね、なるほど。
 釣られてYoutubeでシリーズを全部見た。ははは~、面白い~!!

 舞台は、1961年のソ連。
 二人の囚人が主人公で、キレネンコとプーチン。
 キレネンコはマフィアの大ボスの死刑囚で、普段は物静かだけど自分の生活リズムを崩されると表情が変わってキレて超無敵になる。
 プーチンは真面目な労働者だったけど、たまたま二日酔いで仕事を休んだら「資本主義者め!」になって懲役囚になる。

 アニメだけど基本的には無声アニメなので何人が見ても分かる。
 おとぼけキッチュなドタバタ内容でどこかしらヘタウマ感が漂い、どこの国のだ?と思ったら、なんと世界のアニメコンクールで賞をもとった日本製。

 3シリーズに分かれていて、1シリーズが7話ぐらい。
 1話はたったの90秒ぐらいなので、ついつい全シリーズ見てしまった。

 他に、オカマのひよこのコマネチ、ガマガエルのレニングラードなどがいて面白いキャラクターたちなのだが、クレヨンしんちゃんのような独特な感情移入はさせず、シンプル風原点的なドタバタ面白アニメになっている。

 はっきり好みが分かれるこの「ウサビッチ」だけど、明日は月曜日で仕事、ハマってしまい週明け早々寝不足だったら済みません~。
 ウサビッチの「ウサ」はうさぎね。
 プーチン、「オホォッ」と「ウヒョー」は最高~!!

 因に以下のURL、YouTubeのスタイルが変わったのか、1話が終わってもそのままにしているとすぐ次が始まる・・・便利なんだけど寝不足~。
 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=riLn5_1Zvig&feature=&p=FE59E9034BA3853C&index=0&playnext=1

82歳の私

 1988年の韓国ソウル取材は、取材しなければならない幾つかの他は現地にてタイアップの旅行会社ろ調整してゆく。
 ライターが「韓国の占いってどーよ?」
 今までにない現地コーディネーターが戸惑い「その件につきましては今日の夕方までに確認いたします」

 翌日その占いへ行くのだけど、二人の若者が一緒にやってきた。へ?
 「ちょっとアブナイ地域なのでボディーガード風なのをお願いしました」え?

 弥阿理(ミヤリ) という38度線に近いエリアでちょっと若い女の子がプラプラするのには勇気が要るような佇まいで、なるほど~。
 弥阿理(ミヤリ)という地域の中のある一角に占い師が集まっているところがある。お店ではなく普通の住宅街で自宅で占いを営んでいる。

 コーディネーターが安全そうな家を探して声をかける(大丈夫かよ)。
 中からグラサンをしたおっさんが出てきてコーディネーターと話をしている・・「日本からの取材?韓国の悪口を書くのなら嫌だよ!」
 理由を説明してすんなりOK。

 聞けば盲目で・・え、どうやって占うの?
 彼は、見開きA3の広辞苑以上はある厚さの点字の資料を持ってきた。四柱推命らしい。四柱推命と言えば中国三千年の統計学だ。

 スタッフみんな遠慮したので私が占ってもらうことになった。
 通訳を通して、私の職業やいでたちなどを説明したと思うけど、それでも見えないから「事前情報」は掴めないと思う。
 生年月日や生まれた時間などをいろいろ聞きながら彼は手を本のページの上をさすりながら調べている。

 後年台湾でも占ってもらったけど、アジアの占いでは日本だけじゃない、はっきり言わないのは。
 韓国、台湾と「ハズれたらどうすんだよ?」ぐらいに明言するから、逆にこっちがどうでも良い過去のできごとを当てはめて納得してしまうこともある。

 以下、通訳を通して;
 「なかなか女の子に人気があるね」、はいはい、リップサービスかな。
 「小さい時、水難にあったでしょ」
 「ないよ」
 「いや絶対あるハズだ。良く考えてみてください」
 普通に生きていれば、何かしら水難という事柄の思い出ぐらいあるのが普通だけど・・。
 引き続き恋愛運展望を聞いてもらった。

 「今付き合っている女性とは相性が良くないので別れた方が良い」
 おいおい、断言しちまうのかよー、私30歳になったばかりだよ、じゃ、いつ結婚できるの?
 「33歳だ!」
 へ、33歳に出会った女性と結婚?
 「いや、それは分からないけど、とにもかくもアナタが33歳の時に出会った女性がキーワードになる」
 その女性にいろいろ彼女を紹介してもらうとか?
 「アナタは82歳で死にます」
 頼むよ、通訳。じゃなくってそういう場合は「82歳まで生きます」と通訳して欲しい。

 帰国後、そんなことをすっかり忘れてしまって時が過ぎて気がつけば、その33歳で出会ったのが今のカミさん、おお!妙に当たっているじゃないか。
 と、すれば私は寝たきりにしろ82歳、あと30年生きられるということだ。すげー嬉しいな。

 写真撮らせてよ・・・
 ちょっと待ってね。
 何をするか思って見ていたら櫛で髪の毛をとかして、はい、お待たせ。

 82歳で死ぬのは置くとしても、30歳の時に占ってもらってその3年後の33歳に出会う女性がキーワード、まさにビンゴ!
 機会があれば菓子折りでも持って再訪したいのだけど、怖そうな弥阿理(ミヤリ) ・・ネットで調べたら地下鉄があるみたい。ハングル喋れないからなー、と思って早22年。

 帰国したら別れた方が良いと言っていた彼女がタイミング良く四柱推命の本を読んでいた。真面目な占い師だった細木数子先生著のやつ。
 その占い師の言ったことを無視して(忘れていた)付きあい続けていたけど、確かに後年別れた。

 三千年?の歴史を持つ統計学の占星術は、他の占いからすればかなーり信憑性があるのだけど、氏名の漢字や字画などもチェックする・・・はて、それは日本の漢字なのだろうか、繁体字、または簡体字なのだろうか?
 視覚という象形文字を基とするそれら漢字に、どれを字画とするのかが、今でも微妙。
 
 でも、究極の占い風に「アナタは何月何日に死にます」なんて言われ、それが宿命的に逃れられない事実を先に聞かされたらとても悲しいぞ。

 そこそこに近似値的な占い方法でもって笑いながら真実のが占うコツかもしれないと、この時に思った。