飛びます飛びます

 コント55号の坂上二郎さんがなくなった。
 ブレークするまで近所に住んでいて数回駅とかで見かけたことがある。有名人だったので遠くて見ていたボッキ~少年。

 過日の太平洋・・・ナントカカントカ東北大地震・・・長げーよ名称が。単純に平成東北大地震とかでえーんじゃないの。
 あちらこちらのメディアでいろいろな発表か見解がある福島原発事件実況だけど、私が知りたいのは「最悪になったらどういう風になるの?」だけど、どのインタビューワー、パーソナリティなどがそこに触れない。
 おまけに政府や東電発表が微妙にあやふやでソフトだ。
 
 私のような小市民は、最悪は最悪があるんだ、と思ってしまう。
 でも、それを言ってしまうと首都圏100万人が大パニックになる・・。
 それじゃ「飛びます飛びます〜」の高飛びじゃい〜。

 以下、基本的にはとてもありがたく嬉しいな、と思っているのだが、

 スイス在住の例のスペイン人マヌエルからメールとSkypeの波状攻撃があって「こっちのニュースだと放射能がヤバそうだよ、グラナダの家は空き屋だから何年でもずっと住んでいて良いよ。家賃は無料だよ。だから早くこっちに避難しなよ」
 「それほどじゃないよ、全然OKだよ」
 「でも可能性があるのなら先にやるのがベストじゃないかい」
 ・・などと正論で突っ込んでくるのでこちらの反論もイマイチ力が弱い。

 何にしろこういう時は個の状況が足かせになり、カミさんはまず無理で、私も見届けようという気持ちが強いが、これを子供にまで継承させようとは思わず、結果として子供の将来を優先させ、私と娘の2人でスペインへ、になる。
 こういう時、独身の一人って良いな、と思う。
 最悪の場合は戻ってこられないので、グラナダで違法難民滞在者として生き抜いてゆかねばならぬ。
 なんのことはない、単にこの時期に1ヶ月海外旅行をすれば良いことだ。1ヶ月経てば結果と予想が明確になるだろう。
 でも、何故か体がその方に向かないのが不思議だ。

 ・・・と思っていたら、アルメリアのファンヘからまた電話があって
 「ケン、今欲しいモノがあったら言ってくれ、すぐ送るから!何?!」
 「あん、なんだそれ?」
 「いや、物資が足りなくて困っているのだろう。金か?食べ物か?なんか言ってくれ!」
 スペインでは今回の日本の地震情報をどういう風に報道されているんだ?!
 本当に困っている現場へなんて普通、個人電話は通じないって。
 でも、嬉しいね、こういうの。涙が出る。うるうる。

 「今欲しいのはねぇ・・スペイン語キーボードのMacBook Proだよ。スペインのアップルストアで注文して送ってくれ」
 「キーボード・・・?以前あげたじゃないか」
 「あれは、Mac pro用で今でも愛用しているよ(サンジョとエミリオからのは買い占め風予備備蓄)。じゃなくてノートのだよ」
 「あぁ、ポルタブルね・・・あれ、じゃ、今は困っていないんだ」
 「だよ、海外からの電話を受けられる場所が被災地な訳がないじゃん」
 「おお、取り敢えず元気で無事で良かったよ。でも放射能とかがあるんじゃない?」
 「今のところ大丈夫だよ」
 「そうか、それは良かった。今忙しいから、また連絡するね」・・・ガチャン。
 めちゃくちゃ自己チューな外人電話だ。
 でも手紙やメールなどを全くしない無精モンだけど、いざという時には妙に友達的熱くなるのがスペイン人気質かも。
 ファンヘが最後に「家族の写真を同封したのを送ったから見てね」。
 かの無精モン世界一のスペイン人に手紙を書かせ、かつ写真をも同封させてしまう原発トラブルのパワー、すごいぞ!・・そうか?
 
 原発トラブルに便乗して、娘も春休みだし、イレギュラー旅行風にスペインに行くのも良いな。
 トラベルトコちゃんあたりだと今ならサーチャージ入れてKLのバラハスなら12万×2。

 ・・・と4時間ぐらいエアコンかけながら妄想していたから0,04mSv/hぐらい被爆してしまった。

停電体験

 四谷写真塾展の搬入がそこそこに終わったので先に辞してさいたまの駅に着いたら、やっとやっと停電が行われていた。
 停電をする、と言ったら停電をしてくれる方が気が楽で、早めに通電したらもっと嬉しい。
 停電する、と言って停電しないのは、やはりいつ途中から停電するかも、という不安が継続され、精神衛生上宜しくない。

 駅舎内は点灯しているけどそこから見えるロータリーはすべて消灯されていて、やっと停電になったんだ、と実感。
 それでも18時前なので空は群青色で歩いて帰る分にはそれほど不都合はない。

 我が家は小さな川沿いの低地なので、40年前は台風が来るとたいてい床下浸水&停電があったので、あまり気にならないけど、娘は停電初体験なので、なんとばーちゃんと一緒に布団の中にいた。ま、誰もいなければそうかもね。
 
 薄暗いリビングに入り、ロウソクに火を付けラジオのスイッチを付ける。
 外がまだ微妙な明るさを保っている時間なので、そのままで着替えができた。
 通電の19時まであと1時間、何をしようか、と一服しながら考える。
 別に何かをする必要がないのだけど、人間何かしよう、と考えてしまうのだろうか。
 18時半になるとさすがに暗くなって周りが見えなくなる。
 何かをするとかがなければ、逆にロウソクの明るさが強いまぶしさになり、やることなくラジオを聞くだけしかないのでロウソクを消した。
 やることないので、ラジオを聞きながらiPadのゲームで遊ぶのだけど、真っ暗な中でのモニターが明るすぎ。設定で最低にするもそれでも明る過ぎ〜。
 ・・と文句を言いながらソリティアをしていたら18:40頃、早めの通電があった。

 テレビがないので、私とカミさんはそれぞれマイラジオを持っている。
 カミさんは風呂でも聞ける防水ラジオ。私は見た目優先のソニーのラジオ。でも、このソニーのラジオが今回大活躍。

SONY ICF-B50

 現在売り切れなので、今の地震ブーム?が落ち着いたら是非ゲットをお勧め。
 まず電池が単三2本なのでそれなりにサバイバル補充が可能で、予備の災害用リチウム電池を内蔵しているのが嬉しいし、ちゃんと生活防水になっている。
 おまけに簡易懐中電灯があるので、いや、これすごーく便利。ソニーが凄いなぁ、と思ったのは、その小さな懐中電灯の予備電灯がちゃんと内蔵付属されていることだ。
 携帯画面の明るさも良いのだけど、携帯電話のバッテリーは最後の最後までキープしたい、という心理が働く。価格は9,000円前後。
 出かける時も万が一の為にかばんの中に入れている。
 ソニー、すげー!!でしゅ〜。

搬入日

 いやほんとに今回の原発の放射能関連情報や数値が私のような俗人には専門過ぎて良く分からない。
 ボッキ~教(私が教祖だ)の教えでは「都合の良い情報を信じよう」というところから、以下のサイトがおお!

 放射線医学総合研究所の東北地方太平洋沖地震関連情報ページ
 
 私レベルに要約すると、被爆量が100mSv(ミリシーベルト)以下では、全然OK。

 我がエリアのさいたま市の放射線量サイトを見ると、一番多い数値が 1,22μSv。平均は目測?で0,3μSv。
 μ(マイクロ)とミリの数値差は、1μSv/h = 0,01mSv/h と記されているので単純にそのまま0,0122mSv/h。
 /h なので、その屋外にしろ10時間被爆すると0,122mSv/h。
 10日間それを繰り返すと、やっと1,22mSv。100日間続けて100mSvになる。
 
 それでも「放射能」という言葉に敏感になるのは当然だと思うし、最後は自己判断ではなく自己決断が求められるところだと思う。
 体内に蓄積すると自然排泄のできない銀のように放射能もそうなのかは分からない。一晩寝ると少し消滅してくれる物質であることを切に願って止まん〜。
 上記の情報からあまり気にしなくてもレベルと判断して放射能舞う新宿へ四谷写真塾展の搬入へ行った。

 放射能云々でかき消された観がするけど、今日の晴天強風はめちゃくちゃ花粉症度をヒートアップしていたように思える。
 25年くらい前にひどかった花粉症も自然治癒し、少しだけちょこっと鼻水チョロリンがあるくらいだけど、今日がそんな感じだった。
 
 定型的な額に写真を入れて終わり、という展示じゃないのが、中島ゼミと技術ゼミ、大山ゼミだったけど、ちゃんと各自が展示レイアウト用紙を用意していたので作業も早かった・・と思う。我がエリアが停電タイムだったので先に辞した。

1枚のプリント

 たった1枚とかだと、そのうちとか落ち着いたら、という思考がなく、今すぐにでもやり終えたいと思うのがどうやら私の性格みたいだ。
 
 「今日は6:20から停電だから残り2時間弱、でも、1枚ならすぐ終わるだろう」なんて4時頃仕事から戻る途中、思いついた。
 停電の前に明るい窓のダークカーテンを閉めるのに一瞬躊躇したが水洗を入れて持ち時間は2時間弱。
 焼き込みが簡単なカットで良かった、あ、と言う間に終わり無事スクイズが終わったのが18:10。いつでもウエルカム停電〜。

 結局停電がなく、そのまま強制乾燥(ドライマント使用)してスポッティング、というところでグラグラ〜、なんかいつもの余震と違うぞ・・・家族3人で持つモノ持ってダッシュで階段を下りて外へ・・・。
 今回のは余震じゃなくて静岡富士宮の地震だった。ふと畑中葉子の「後ろから前からどうぞ」を思い出してしまった。「どうぞ」じゃねぇぞ〜。
 外に出る時に娘が寝ているバーちゃんに声をかけたのだけど、揺れが治まった時に、やっとばーちゃんが出てきて「なに、騒いでいるの?」・・危機管理意識ないなぁ。
 停電するからロウソクを、というと、あちらこちらにロウソクをともそうとする・・いざという時に火事になるだろがっ、それじゃ。
 
 やっとスポッティングが終わり、一安堵。
 あとは裏打ち。今回、26日の月常備のマットを借りたので作業は楽だ。

 2,3枚、やはり今回のできごとの中でやったので、許容範囲だけど仕上がりを見ると、露出で言うところの1/5ぐらいズレている。
 でも、こういう状況での判断での発表としてライブかな、と思い、そのままOKにした。
 4月中旬オープン予定で、その時には「この時には大変だったんだよ」なんて後日談風に言いたいのだけど、この現状はもうちょっと続きそうだ。

台湾Skype

 こういう状況の在宅だとテレビでも見ているのが良いのだが、わが家にはないのでラジオ(停電外はラジコ)をかけ放しにしている。
 昨夜のことだけどラジコの文化放送を聴いていたら「セイヤング〜♪」、お、なつかしい、おまけにチンペイがパーソナリティ・・あれ、まだ深夜じゃないよ。でも懐かしいね、35年くらい前の高校の時は「天才秀才バカシリーズ」を良く聴いていたよ。

 そんなのを聴きながら中国語の勉強なんてできるわけがなく(歳を取るとナガラ族は無理)、26日の月での写真展プリントのスポッティングをする。
 最後の20枚目で、見落としていたキズを発見、それも角度によって申し開きの効かないモノ・・・後日再々プリントだ。何回目だろうか。
 やめた、酒飲もう、とワインを飲み始めたら、台湾の友達から震災見舞いSkype。
 まだまだ気軽に中国語でチャットできるレベルじゃなので、えええ?と思ったら日本語ペラペラの友人。あ、ラッキ〜。
 いろいろ中国語や台湾文化の疑問などを質問したりして勉強にもなり気持ちも少し楽になった。

 でも台湾人または中国人って真面目なのか1年も日本に交換留学生していたのに全然下ネタを知らない。普通なのか?私がクズれているのか?
 「シモネタで調べてみぃ」
 日本語できるのでウキィペディアとかで調べて「オオ、勉強ニナリマシタ」・・・ははは。
 良くある下ネタジョークで「ベッドの上での外国語学習が一番勉強になる」というのを「在床上的外国語学習最学好」と記したら「オオ、中国語ノイミ分カリマス。デモ、ドウイウ意味デスカ?寝ナガラ勉強スルト良イノデスカ?」
 でもこういうの日本語難しい。
 純日本語なら「布団の上での外国語学習が一番勉強になる」だからだ。確かに寝ながらと訳されるだろうな。ある意味、カタカナは難しい〜。
 ついでに「スットコドッコイ」「フニャチン」「ざけんじゃねぇよ」「日常チャメシゴト」など正しい日本語を日台友好代表として教えてあげた。
 ちゃーんと真面目な台湾人、「オオ、勉強ニナリマス」・・・おばかな日本人で済んましぇ〜ん。
 
 とつてもストレス解消になった。