日曜日なので家族が遅い昼飯としてマクドナルドで買ってきたのを食べたが、ポテトフライが余ったので、それが夜のスペインオムレツとなった。
30年前だけど、マラガのバルで休憩していたら、カウンターの奥のマラゲーニャが、おもむろにマックの袋からポテトフライを取り出し、フライパンに玉子と一緒に入れてスペイン風卵焼き(トルティージャ)を作って客に提供していた。
それを見た同じ留学生の仲間どうしで、「おい、アメリカのフライドポテトがスペインの卵焼きと融合したぞ!」で盛り上がった。
個人的には、そのマックのフライドポテトには追加で塩を振りかける。混ぜた玉子とかには何もしないで、単にオリーブ油で作るだけ。
日本のサラダ油でも可だけど、微妙にそれらの油の焼けた香りが違い、ダラダラ的にスペインをフラフラしていた日本人にとっては、この焼けたオリーブ油の香りが、忘れていた個々それぞれのスペインの思い出を想起させてくれると思う。

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