花粉症と中禅寺湖の幻の石

 思えばやっとここまで来たな、というのは、フィルムスキャンのための25箱ぐらいあった最後の1箱に入ったからだ。
 1982年の写真学校2年目の時で、大阪の高槻に友達がいたのでGWを利用して5日間ぐらい来阪したのは記憶にあったのだが、京都へも足を運んだのは忘れていた。
 京阪だったかな、まだ土手を走っていたころで、観光客からすれば絵になった。四条河原町の橋から鴨川の下流を撮ったのではないかと思う。
 帰りの京都駅と新幹線も懐かしい。新幹線は2代目?ぐらい。
 
 で、これらの写真ではっきり思い出したのは、その前年1981年の写真学校1年生時に、花粉症になったことだ。
 だいたい3月から始まり5月下旬ぐらいに治まるが、当然そういう症状の人は少なく、ちょろちょろ見始めたぐらいだったので花粉症という名称はなく、とってつけたような「春風邪病」と称されていた。
 で、その翌年のこの1982年も同様にひどかったのだが、このGWに来阪した時だけぴったり治まり、当時の関西の友達からは「なんやそれ?知らんがなぁ」と言われまくり、春風邪病って関東だけ発症するものと思っていた。果たして大阪から戻ればぴったり東京駅で鼻がムズムズ・・・。
 
 その翌年の1983年、何故か症状と発症回数が微妙に軽減したところで旧友から、日光の中禅寺湖の湖底に眠る幻の石(単なる沈殿したコークス?)があって、これを煎じて飲むと良いぞ、などと加持祈祷の一種のようなモノを勧められた。
 気軽にそれで遊んでみようと、家にあった南部鉄のヤカンにそれを入れて煮出し、冷めたのを常飲していた。翌年の1984年の春、殆ど発症せず完治に等しくなって現在に至る。
 ほんとかよ、この「幻の石」。

 最初から花粉症にはならないのは異星人的なので置いといて、もともと何かのアレルギーから花粉症になった私だけど、それが殆ど治ったところでは、是非花粉症に悩まされている人にその解決法を教えてあげたいと思っていた。が、その一つが、この石?!飲み屋でのネタとしては面白いけど。
 確かに、1983年には中禅寺湖前の土産屋にてそれらしきモノが売っているのを見たことがある(備長炭とかではない)。しかし、後年仕事で訪れた時にはそれらは見当たらなかったし、近年ネットで探してもないようだ。ほんとうにマボロシだったのか。

 数年前に、台湾にて北投石(なんちゃってだけど)をいろいろ買った時には、流ちょうな日本語を喋る台湾おばちゃんが「花粉症にも効きますよー」と言っていた。ほんとかよ?

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