半世紀前のネガはビネガーシンドロームが多い。

 小4からのが現存しているネガだが、小5はなく、小6から中1まで、卒業式や入学式などがあり、教室でクラスメートを撮った写真などが多い。
 当然、現像は写真屋さんでやってもらったものだが、以降は年に1本あるかないかのチョロチョロだ。高2になって友人からフィルム現像を教えてもらい、そこからモノクロにハマって行き、高3の1976年では30本、フィルムを現像している。
 ただ、1968年のネガからずっと酢酸の香りを放っているので、カメラマンの友達のアドバイスから、この辺のフィルムはビネガーシンドロームのリーチかロン~!になっていてもおかしくないと言える。

 自家現像の1976年以降のは、時としてロン~!になっているのもあり、まだらや斑点が点在していたり、ハイライト部の銀粒子が溶解するように褪色変色して全体的にソラリゼーションか?風になっているのもある。
 そういう意味では、ネガ保存としてデジタル化する方が良いと思う。
 ・・・と記すと、なんとなくそれっぽく聞こえるが、実際はネガ所持者の現状と条件に拠るところ多し、と思うのは、私の年齢からの寿命を考えれば、私の箱に入れてもらうのはネガかHDDの違いだけである。
 そして、こんな半世紀前のネガ(ベタ)なんて、普通はじっくり見るものではないと思うからだ。ただ幸いに、デジタル化のおかげで、全カットを一通り見ることになる。
 それはエプソンのドライバーがカットしたものは完全ではなく、どこかしら余白や余黒がでるので、裁ち落としをして保存するので、自然とその画像を見ることになる。そういう意味では、今75,000カットぐらい見たことになる。
 もちろん完全暗記は無理なので、何かのきっかけやキーワードによって思い出す可能性が高いぐらいの記憶状態。完全記憶だったら、円周率を75,000桁まで言えることになるからねぇ。

 その記憶で言えば、写真のは小学6年生の時の卒業式の日の時のだ。
 これを見て思い出したのは、当時の小学校では、中学校の制服を着て卒業式に臨んでいたことだ。娘に聞けば、10年前は私服だったとのこと。なんとなく、だよねー。
 別々な中学校とは言え、たいていは公立だったので似たような制服ばかりだったが、制服を着て式に臨むのはなんとなく良いな、と今更ながらに思った。
 当時は、『中学時代』とか『中学コース』とかが全盛で、年間購読とかすると新入生お祝い4月号の付録として、万年筆と手帳とかが付いてきて、鉛筆をその万年筆に持ち替えてノートとかに記すと、ちょっと大人になった気がした。

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