アイピースシャッター

 1999年の写真だけど、あの頃は長時間露光で河川や雑踏を撮っていた。
 長時間と言っても1分~3分ぐらいだけど。
 また、30秒ぐらいを超えて行くと、相反則不規が加速し1絞り分という計算ができず、それなりの露光補正が必要になってくる、そして、シートタイプのNDフィルターを使うからか周辺光量の低下が著しくなるのも当時撮影していて学んだ。
 
 で、ある時、ある場所、ある角度から撮ると、写真のような光線漏れみたいな線が入ってしまった。カメラは、オリンパスOM-3。
 誰かに聞いたり調べたりしても分からず、小川町のオリンパスSSにネガとカメラを持って見てもらった。そうしたら、長時間露光と空・太陽との位置によりファインダーから入った光がボディ内で乱反射してフィルムに感光した、というような感じのことを言われた。
 で、撮影時にはファインダーを遮光するのが良いとのアドバイスを受けたが、初めてアイピースシャッターの効用を知った。それまで何に使うのかが全く分からなかった。
 
 各メーカーのフラグシップ機には、たいていこのアイピースシャッターが付いているが(と思う)、限られた撮影条件でしか使わないのにたいしたもんだと思った。
 が、そのシャッターレバーがちょっと動くと微妙にシャッターが降りて覗いても分からない時があるので、有料だけど改造的に取ってもらったりしたのが、Nikon F3PとかF4s。あれ、F3Pは最初から取ってあったかな?

 水の流れの速さと露光時間がぴったり合った川の写真のその流れたトーンは、独特で綺麗だ(この写真ではない)。もっとも綺麗だけじゃ成立しないのが写真だけど。

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