集合写真

 1984年、初めて仕事っぽい取材撮影があって、人工都市ということで筑波と日光に行った。
 単純に37年前の写真だけど、名所旧跡なので当たり前ながらいつ行っても変わることはなく、昨今の金閣寺や平等院などの修築や改修等で変わったぐらいだと思う。
 しかし、そこにいる人達のいでたちから少し時代を感じることができる。
 
 日光東照宮での集合写真の場所は定番で、私も小学校の修学旅行にてここで撮った・・・、いや、ここではなく、この先の階段で縦位置で撮ったような記憶がある。50年前だから後述の集合写真のスタイルも違っていたのかもしれない。
 カメラを見ると、リンフォフ(たぶん6×9)とフジカGW690だと思う。
 この少しあと、先輩カメラマンの照会で学校の卒業アルバム用の写真を撮る学校写真(スクールフォト/台写)を始め、他の先輩カメラマンから、それならとその一つ前のフジカG690(100mm)を長期的に借りることができ、そのうち後輩価格で譲ってもらった。65mmも付いていた。
 そして、再びこの場所へ学校写真で来て集合写真を撮ったが、東照宮と契約したカメラマン(写真館)にショバ代を払うことを先に教えられた。確か撮影する1クラス500円ぐらいだった記憶がある。4クラスなら2,000円になる。
 ショバ代というと聞こえが悪いが、ちゃんとひな壇が用意されていて、場所によっては「○×記念館来場記念 ○月×日」とか記された横長の看板が手前に用意してくれていたりするので、今で言うコスパが良かった。
 
 その後、同じく定番の華厳の滝で集合写真を撮るのだが、ここだけ縦位置となり65mmでぴったり入るのが不思議で、このためだけにあるようなレンズだった。しかし、クラシックタイプのG690は交換レンズができるので便利だったが、GW690以降、レンズ固定となり、1台13万円もする90mmと65mmの2台用意しなければならない初期投資が大変だった。

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