スキャンし終わったネガは燃えるゴミへ、なのだけど、私にとってはカメラなんかよりも大事なものなので、そのままは捨てられず、その度に同唱二念+合掌をしてスーパーのビニール袋にまとめて入れている。今5箱目なのでだんだん慣れてきたけど、1箱目はちと切なかったかな。
フィルムがなければベタファイルも不要になるので、捨てる準備をしていたら、あれまあれまと関連機器が出土してきた。
その一つが、フィルムスキャナーの「Plustek OpticFilm 7400」で、2005年に135のポジとネガをスキャンした時のものだ。
スキャン性能はやはりフラベよりこちらの方が良いのだが、いかんせん1コマをスキャンするのにA3サイズで90秒ぐらいかかるのは、苦行、苦行、苦行だ。今の苦行は1つだけ。
120と4×5はフラベでやったのだけど、135+フラベはまだ不安があったころだったので、135だけこのフィルムスキャナーを使った次第。当時で40,000円ぐらい。しかし、マウントのポジは少ないとは言え、よくぞこんな遅いのでポジスキャンを完遂したもんだ。
もう一つは、レコードとビデオテープのデジタル化のためのアダプターだ。これも2005年頃。
レコード → アダプター → SoundIt!/Macでやると音源は入るのだが聴力テストのように全然聞こえない。間にパワーアンプを挟まないとならないのに気付き、往年の山水のAU-7700を繋ぎ出力セレクトをAUXとかにしたらちょうど良い音量でMacに運んでくれた。今だとUSB付きのレコードプレーヤー(1万円弱)があるからこんなコンバーターを挟まなくて良い。
もっとも幾つかのカートリッジを揃え、曲ごとにそれを替えているような往年のオーディオファンからすればこんなコンバーターとかじゃ論外だと思うけど。
ビデオテープのデジタル化は結構辛かった。
スペインで買ってきたのが多く、リージョンコードが違うので、PAL専用ビデオを買おうかどうか迷った。当時は結構高価。
こういう時は、当時はアマゾンじゃなくて楽天市場。
DVDとビデオテープが付き、PALでもNTSCでもOK、かつビデオテープ → DVD録音もできる中国製の優れものが20,000円で出ていたのでゲット。
しかし、映像も音楽もそのまま録音では全く意味がなく、曲ごとや映像の部分にノッチ(名称失念)を入れて録音しないと、頭出しができず、これが面倒。映像なら、iMovie → iDVD/Mac、音楽ならSoundIt!。SoundIt!を使うと、レコードのチリチリなどの雑音って消せるのですな、知らなかった。
より厳密にやるのなら、Youtuberご用足し風のFinalCutPro/Macとかだろうか。
誰か要ります?と思ったが、こんなのでやるより今ならもっと性能の良いのが廉価で出ているので、そっちがお勧めだ。これらは不燃物へ。同唱十念+合掌。


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