2003年11月の平林寺。
埼玉県朝霞市にある何宗だか分からないけれどそれなりになんかで有名なお寺。少なくとも写真愛好家には綺麗な紅葉のあるお寺として有名だ、と聞いたので朝イチで行ってみれば平日なのに駐車場は2台分しか空いていなかった。
拝観料はあるが特に撮影に関する規制等の張り紙はなかった。
しかし昨今の撮影マナーの低下によるトラブルを良く聞くので今はいろいろな規制があるかもしれない。
紅葉を見る、撮るというのなら、時間をかけて渋滞の中、日光や那須などに行かなくてもここに来れば十分と言えるかもしれない。
とにもかくも広い境内は紅葉で埋め尽くされ、その鮮やかさに目を奪われひたすら綺麗な紅葉を撮り始めていて、気がついたのは少し経ってからだった。
三脚につけたカメラはなんだ?・・・FUJICA GS690だよ。フィルムはなんだ?・・・ACROSだよ。何を撮っているのだ?・・・あっ。色で見たモノを撮っても何も写らない、ということに気付いた。
男性のスーツで言えば、フットワークが制限される6×9+三脚はフォーマルとなり、135はカジュアル。大判だと正装かな。つまり、それらを使用するところでの視線と撮影姿勢を認識して臨まないと、私のような6×9の撮り方ではなく、それは135の撮り方になってしまう、になる。
などと考えながら平林寺の紅葉を撮っていたのを思い出した。若いね・・・45だからもう若くないけど。





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