怠慢な包丁研ぎ

 久しぶりに包丁を研いだが、包丁を研ぐ時には必ず「久しぶり」が付随している。
 前回はスペインへ行く前の今年の2月だから、あれま、10ヶ月ぶりだよ。本当は2ヶ月ごとぐらいに研がないとね、などと今年8月に亡くなってしまった水城さん(Nifty-ServeのFBOOKのシスオペ)のお言葉。
 その言葉をかみしめて包丁をシャーシャーッ、ということはなく、無になって研ぐ。どこかしら心が落ち着き、ちょうど墨をする感じと似ているかも。
 でも根性ないから切れれば良いというぐらいで終わりにする。

 茶色い取っ手のはステンレスなので専用研ぎ器でジーコジーコッ。
 研ぐと言えば、テマがかかるけど努力と結果が比例するので砥石の方が好きだ。
 ただ、スチールの包丁の方が確実に切れるのだが、生ハム原木をこのステンレスの包丁でスライスしている時に初めて気付いたのは、歯や力の入れ方にスチールのとは違ったステンレスのならではのがあるということ。
 それに沿って行えば、ステンレスのでもそれなりにスムーズに切れる。なるほど~、と一人でゴローさん風につぶやいてしまった。悪くないな、ステンレス包丁も。

 それでもそのステンレス専用の研ぎ器はデキがあまり良くないのか、刃先が少しボロボロになってきた。生ハムの切りすぎからか。
 グラナダ(のGuadix)で買ってきたものなので、次回行った時にでもまた買ってこようと思うが、次回っていつだ?早くて再来年かな。少なくともそれまでは元気に生きていたいと思った。

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