フィルムのデジタル化

 終活の一つかもしれない、ネガの整理がある。
 その整理の方法には王道はなく人それぞれで、私の場合は、とにもかくもデジタル化だった。
 ネガとポジのカラーはすべて終わったが、今度はそれらの処分が気になってきた。オリジナルのフィルムは経年劣化の退色を散見し、どのように利用しようともデジタルの手助けがないと難しくなってきたからだ。
 複製の利かないのがフィルムの存在感なのだが、それら退色の理由等により割り切り、合掌して処分した。

 そして最近、用があって120のモノクロフィルムをスキャンしようと思ったら、ビネガーシンドロームなのだろうか、ネガがシートにくっついていたり、乳剤面とかにカビみたいな丸い模様があちこちできていたのを見つけた。
 40年くらい前のだから、水洗とかいい加減だったのか。いずれにしろデジタルの力を借りないとそれなりに修復が難しくなった。
 
 135ネガカラーは130本で楽勝だったけど、120モノクロは900本ぐらいだからちと気合いが入る。
 選別自体が面倒なので、ブレや目つぶりのみ省いた。
 より良い画質でスキャン、というのもあるけど、今後私の過去の写真をプリントする機会なんてワンチャンもないのだけど、4TBのHDDも数千円と安くなったので、気分的にA3/300ppi/PDFでスキャン&保存した。
 スキャンし終われば、オリジナルの120フィルムは合掌して天へだ。

 一番高いスキャナー(と言っても5万ぐらい)だけど、やはりA3/300ppiは大変なのだろうか、1本分終えるのに10分ぐらいかかるので、成形を含めると1本20分かかる。1日8時間それに取り組んだとすると、40日弱かかることになる。
 それほどヒマではないので、桜咲く季節にはと思っている。
 
 そこからするとモノクロ135は3000本あるので、その作業時間を計算することさえも怖くなった。
 写真展をした写真はオリジナルプリント風にファイルしてあるので問題ないが、せっかくデジタルの世界に生きているのだから、やはり今まで撮ったカットはデジタル化してからメモリアルホールへ行きたいと、思うようになった。
 ただ、3000本は考えただけでも辛い、苦行だ。たくさん写真撮るのも考えものだ・・・そお?

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