2013年に買ってきた台湾ジッポー、さすがに7年使っているとガタがくる。ヒンジがグラグラ、ガバガバと歩く度にカチッカチッと音がする。落とすのが一番良くないのだけど、この類いiPhoneもそうだけど落とさないように使い続けるのは、一度も違反したことなく長年にわたり運転し続けるのと似ている。
一応ジッポーは永年修理無料なんだけど、タダより高いものはないところがあり、なんとか自分でできないかと思いネットで調べてみれば、わんさかあふれ出るように表示されまくり、さすがジッポーだ。
私のは、ヒンジの棒が摩耗し、落下とかでヒンジがゆがんでしまったからのようだ。ヒンジの棒を抜いて蓋をハズし、ヒンジの幅や穴を調整し、新たな1mm径のステンレス棒を入れたら、そこだけ新品になった。
ジッポーは今でも全ての部品は供給され、ジッポー愛用の喫煙者は少なくないのだろう、オイルと石はどのコンビニでも売っている。
ジッポーの良くないところは、もともとが安くプレーンなのは2,000円ぐらいで、そこに何が刻印してあるか、または何が貼り付けてあるかで付加価値が出る。しかし出ても「たいてい」数千円~20,000円以下だ。よって、大した動機がなくてもつい買ってしまうジッポー収集家を量産させてしまうところと思う。ありがちで言えば、ベトナム戦争で愛用したアメリカ兵のジッポー辺りが15,000円前後。
でも私は昔から蒐集能力が低いので多くても3,4個がせいぜいだ。それは、プライベートのカメラ機材や万年筆、時計しかり。集めているという継続の状態に飽きてしまうのかもしれない。むしろ、一つを使い続ける中で使いやすいようにカスタマイズする方に血潮がたぎるタイプかも。
この台湾マップジッポーは、台湾のその辺では売っていない。当たり前だけど、日本人だって日本の地図が刻印したジッポーなんてふつう買う?
売っているのは現地台湾人が欲しいと思うようなデザインのものだ。で言えば、これは台湾に訪れた外国人用、つまりツアーで連れてゆかれる免税店&団体専用お土産店でしか売っていないと言える。3,500円。
各地名のアルファベットはピンインかと思いきやそうではなく、外国人向けの台湾専用の発音記号風とのこと。
台湾のだから面白いのであって、これがスペインならそれっぽい別なのが欲しい。
今年1月に娘とグラナダへ行っていろいろ探したけど、そもそもジッポー自体が少なく、グッドなものが一つもなかった。
探してみれば、ジッポーにオリジナルなデザインのを刻印してくれるサービスもあり、佛教大学のマスコット「ぶったん」を入れるかどうか、今とても長考状態だ。価格は込み込みで1万円以内になっているのが悩ましい。ポチッするか?・・・ちょっと嫌な予感が。

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