セボ・デ・カンポ

ベジョータ

 大晦日は、恒例のカミさんの厳命により早朝から伊勢丹へ行って買い出しとなる。
 例年10時からなのに、本年度から地下食料品は9時からとなって人っ子一人歩いていない道をフェラーリー軽ハスラーでピ~!
 いつも10時に行くと、御徒町のアメ横か台湾の九份状態になるのだが、今回1時間前からなので混んではいるけどそれほどではないので良かった。
 中島家はポイントを少しハズしているので、カニやエビなどはスルーとなり、カミさんのトロ、と、娘のイクラ、私のスジコだけとなり少し混雑さを避ける事ができた。時鮭を所望するも紅鮭しかなかったので諦めた。
 ふと肉屋を見たら、写真のような50gぐらいの生ハム、ベジョータが800円で売っていたので、気がついたらカゴに入れていた。
 過日、一本脚のスペインの生ハムを買ったけど、1万円ちょっとゆえ白豚前脚の一つランクの下がるセボ・デ・カンポとかなので、やはり正月ぐらい(大晦日だけど)ベジョータを食べたいと思った。入れたカゴの横に、ブロック4,500円のトロがあったからもある。初めて見た、こんな高額なトロを。いつも私は二切れぐらいなのに。

 ただ、その一本脚のセボ・デ・カンポもビバ・スペインの味に変わりない。
 仲良き友人が連れていってくれるバルの生ハムは気づかってくれてかベジョータが殆どなのだけど、時として、小さな村のバルや思いっきり郊外にポツンとあるバルなどで出てくる生ハムはセボ・デ・カンポが多い。
 ほろ酔い気味に外の空気を吸うために、外にでて一服していると、北海道の十勝平野のど真ん中にいるかのごとく、周り何もなく遠景も遠く、あ、アンダルシアにいるんだな、という実感の記憶にセボ・デ・カンポが付帯しているのに気付く。
 よって、ベジョータを食べるとグラナダや大きな町の中心街を思い出し、セボ・デ・カンポを食べると、アンダルシアの田舎に思いを馳せる。が、そればかりだと、やはり「トロ」も喰いたくなって、伊勢丹のベジョータをカゴに入れてしまった、という次第。

 因に、アマゾンでベジョータを見ると、前脚だと思うけど5万円から・・かなーり躊躇する価格だ。日本で食べるのだから、セボ・デ・カンポで十分と思うようになりたいところだ

 あと、2時間ぐらいで年明けだけど、みなさん、良いお年を。
 

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