田舎へ

とら食堂

とら食堂

白河の村

白河の村

米一俵

 去年に引き続き、今年もおやじの田舎へ行って米をもらいに行った。卸し価格より少し割安にしてもらっただけだけど。続いた連休の次週の土曜日なのに高速は混んでいて3時間ぐらいかかり、いつものとら食堂へ着いたのは開店15分前で、1時間待ちになっていた。その間、本家に挨拶して墓参りへ。
 裏山の傾斜に墓があるので、村の2/3が一望でき、人口数百人だから正しい田舎である。もっといそうに思えるのだが、一軒の敷地がデカいのでそのくらいになっているようだ。さすが田舎だから、同じ名前の墓がたくさんあって、どれだっけ?になり、墓誌を確認して、あ、これだ、だ。もっとも手ぶらで行って拝むだけだから特に問題はないのだけど。

 以前、とら食堂の店主、竹井くんからもらった本を読んだところでは、味は時によって微妙に進化変革がある、とあったが、頼んだチャーシュー麺、確かに以前のとは少し違っていた。スープが少しマイルドになり、チャーシュは3種類になってなかなか食べごたえがあった。回りの客の注文を聞いていると、大盛りが多かったのだが、わざわざ首都圏からここまで来るのだから、食べ納め的に思うのだろう、気持ち良く分かる〜。
 昨年は、店先で待っているところにおふくろの施設から危篤の電話があり、食べずに辞して戻る途中の高速で、弟からの携帯にておふくろの訃報を聞いた。つまり一周忌的な今週末の福島県白河へ、なのだが、東京で生まれて埼玉で育ち、故郷のない私にとっては、ここが私の故郷?みたいな錯覚に陥る時がある。その東京でも埼玉でも故郷であることには変わりがないのだが、河川を省き、家並みとかが途切れない首都圏在住だとなかなか地元愛が芽生えづらいのだ。そういう意味では、スペインのガディックス町なども、こんなバーチャル故郷に当てはめようとしているのかもしれない。
 「故郷は遠きにありて想うもの」って名言だと思う・・って誰だっけ?室生さんだったかな。

 そこから1km離れた人口400人ぐらいの隣村に分家がありそこに米をもらいに行く。
 てっきり米だけを作っている米プロかと思いきや、自分用かもしれないけど野菜もいろいろ作っているらしく、せっかく来たのだからと言って、小さな八百屋を開けるぐらいの野菜をもらった。直接的に酒の肴にならないので私は、ふふ〜んとしていたけど、料理が好きなカミさんの目はらんらんとしていた。もち米と小豆ももらったので赤飯とおこわを作ることに燃えているようだ。
 30kgの新米を2袋なのでちょうど一俵。ちょうど3人乗った重量なので、軽の小さなエンジンは、復路をブイブイと唸っていた。
 面倒だけど小分けに2升ぐらいずつ精米して食べると、香りと柔らかさがより出て美味い。

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