映画「南風」

 「南風」という台湾映画じゃなかった日台合作の映画を見た。アマゾンで。
 台湾好きとかじゃなければ、1/3ぐらい見たところでちゃぶ台をひっくり返すかもしれない、ゆる~い起承転結の展開だった。
 場所ごとの描写がとても上手く、目の前にいるように、その場の臭いとか音、そして風の流れとかを感じられ、役者あっての背景ではなく、背景の中に役者がいるようなカメラワークと演出で、台湾映画はこういうのが多い。一応の主役風の藍子役の黒川芽以の演技が上手い。黒川嬢って有名なのだろうか、可愛いけれど美女図鑑に載るほどではない、のだめの樹里ちゃんぐらいだけど、へぇ、という感じで上手いのは、かみさんがiPadで見ている日本のドラマを横から見ていたりしてその比較からなのだろうか。
 台湾好きもあって、ちゃぶ台はひっくり返さず、最後までじっくり見てしまった。

 でも、雑誌編集者の藍子は、台湾の真ん中ぐらいにある日月潭で行われるサイクリングフェスティバルの取材で台北に着いたのだが、モデル希望の女の子をガイドにして一緒に自転車を借りて出かける。新幹線で行けないの?
 で、何故か九份へ行った。へ、東廻り?自転車で阿里山とかを越えるのって大変では、と思っていたら、次に淡水へ行き、えええ?何処へ行くのだ。
 そこで知りあったイケメン台湾人が加わり、3人で日月潭へ。
 藍子とそのイケメン台湾人はほのかな恋を寄せ合うが、「一緒に泊まっちゃった」とか「キスしちゃった」などは皆無の純プラトニックラブストーリー・・・私が中学生の頃に見ると大感動したかもしれない。

 何気に見終わった後日、その映画の予告編をyoutubeで見たら、「あ、そこね」とか「あ、あのシーンだ」とか思わず身を乗り出してその予告編を見てしまった。台湾映画のスピリッツってこんなサブリミナル風デジャブースタイルにあったのか・・、って監督は日本人なんだけど。
 台湾リピーターは見ないほうが精神衛生上宜しいかもしれない。

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