『面白南極料理人』

『面白南極料理人』

 かようなスペインへの出発前にあれやこれやとフライト予約確認であたふたし、思いっきりディープな憂鬱感一杯の3日間だったので、ストレスと血圧もぐぐっと上がり、それによるプリン体も体内にて多く生成されたのではないかと思い、飲みたい気持ちもぐっと抑えて堪えた。
 この間、南北首脳会議があったけど、2度目かと思ったら3度目だったのね。韓国現代史のレポート作成にはグッドタイミングと思うも、かの憂鬱デーだったので半分ぐらいしかできていない。
 そんな折り、先日映画『南極料理人』を見たら原作の方が面白いとのアドバイスがあり、ポチッしたその原作『面白南極料理人』が届いたのだが、とても面白く一気に読み切ってしまった。

 単に7人の1年間の共同生活模様をリポートしたものなので、映画化しても映画に求められるイベントというのは殆どなく、原作と映画は割り切って捉えた方が良いのかな、と思った。
 マイナス60度ぐらいだとどのようになるのかのリポートがやはり興味深く面白いのだが、文体筆致が何処かしらこのようなSNSで読んでいる雰囲気がある。後書きにてなるほど~なのは、最初ははやりWeb上に公開していて評判が出て小さな出版社から本を出した後、より人気が出て新潮文庫からの再出版と相成ったそうだ。あらためてなるほど~。

 メディアの情報量からすれば文字よりも写真の方がダントツにその量は多いのだが、ことこういうものに関しては、事実は別とする想像力を許容するので文字の方が三次元的な臨場感がある、つまり掲載されている写真よりも(たとえプロが撮った写真でも)、そのレシピや調理方法を読む方が食テロのような空腹感を覚えてくる。
 ただ食堂等のメニューが文字で説明されていたとしたら「写真で見せてよ」になるから、このような状況には当てはまらない。と思う。

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