ラブレター

りりぃ

りりぃ

 りりぃの訃報にびっくり。
 たまたまかこの時代の曲をiTunesで聴いていたのがここ数ヶ月だからだ。
 大学2年だから1978年かな、クラブ旅研究会の4年生の部長(もちろん女性)から、「ケンくん~、りりぃのLP、買わない?間違えて持っているのを買ってしまったのよ・・」みたいなことを部室にて言われた記憶がある。
 当時は、ハードロックとフォルクローレぐらいしか聞いていなかったので、ベースを抱えてベッドの上で泣いているフォーク調のりりぃぐらいしか知らなかったのだが、先輩のこういう申し出においては快諾か即答ぐらいしか選択肢がないので、定価2,000円のをなんと1,700円ぐらいで買わされ、いや買わさせて頂いた。

 時給400円ぐらいの時代での1,700円のLPなので、テープに録ったのを気まぐれ的に聞き続けた。
 そんなのを数年以上続けていると(今でもそうだけど)、その当時の思い出がアトランダムにそのアルバムに投写されて聞こえてくるようになり、どうでも良い曲が思い出深い良い曲に様変わりする。
 女性でしわがれ声風のハスキーボイスは珍しさもあって脚光を浴び、それから数年後のこの「ラブレター」もそれを彷彿させる声にはなってはいるが、商業ベースに乗らず自分の好きな曲を好きなように歌っているような解放感のあるアルバムになっているのに後年、気付いた。
 ハスキーボイスはその後、もんたよしのりなどに受け継がれるが、おっとその前に、元祖ハスキーボイスのレオン・ラッセルがいたのを思い出し、残念ながらりりぃの少し後に彼の訃報を聞いた。
 聞いているで言えば、レオン・ラッセルの方が良く聞いている。「泣きの声」だったかな、じっくりと聞かせてくれるレオン・ラッセルの歌だ。
 そういえば、りりぃ、昔はNo.1のダンサーだったという設定で「深夜食堂」にも出ていたよ。遺作になるのかな。

 「ラブレター」では、「男への涙」とか「空の花」が特に良いが、ふとアマゾンで見たら、亡くなったからだろうか、CDのが4,000円になっていた。ファンならともかくも、そうでない普通の人に勧められる価格とは言えない。そういう意味では、亡くなってはいないけど近年亡くなるかもしれなさそうなアーティストの曲を今のうち安いところでゲットしてゆくのが良いかな、と思ったところでもある。

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