消えないでね。×2冊

「危ない大学・消える大学」

「危ない大学・消える大学」

猫パコ

猫パコ

 カミさんに例の「危ない大学・消える大学」の話をしたら、読みたい。たくさんあるのなら最新のと古いのを2冊買って、推移を見てみたいとのこと。なるほど、この場合、愚妻と称せねばならぬが、なかなか観点が鋭い。
 新品なのでヨドバシコムでポチッしたのが土曜日なのに日曜日の昼前に着いた。2001年度版のはアマゾンの古本なので今週後半着予定。

 お互いにこの本をペラペラめくりながら、「○×大学はこのランキング?」、「なんで△■大学はここなの?」などと言いながらの中年夫婦が遅い昼飯を食べている風景はやや異様かもしれない。
 食後、歯を磨きながらペラペラ、一服しながらペラペラみていたら、面白くなってそのままソファーに横になって一気にペラペラ、二時間で読み切ってしまった。前述の『空の論理(中観)』とえらい違いだ。こちらは紙の中に鉛でも仕込んであるのだろう、ページが重たい(涙)。

 筆者の主観が入ってはいるけどデーターを踏まえて述べているので、筆致は平坦とは言え、その分言葉がストレートである。ランク7番目が筆者主観での「できればこのクラスまでに入ってもらいたい」というのがある。8項目以降はストレートな言葉は避けているが、つまりは8~10項目はNGだというのが分かる。そしてランク10へは「危ない大学・消える大学の候補校」とはあるが、別章では「低レベル大学」としてそれがあちらこちらに散見する。はしがきにも記してあるが身も蓋もないもんだ。
 在校生や受験希望者などはおそらく冷静にこのランクを受け止めると思われるが、OBまたはその学校関係からは激怒かもしれないなぁ、と思っていたら、事務所への電話やSNS等への苦情、文句、中傷誹謗の嵐だらけだったのが文面からかいま見ることができた。当然でしょうなぁ。

 この本では、一般的かつ多数的な文系卒で一般企業に就職しようとする学生を主に対象としていて、学歴偏重においては、その是非云々よりも、確実に存在し当分それが続く、とある。そしてその世界に就職として入るのなら、一つでも上のランクへと推していて、その低レベルに入るのなら二浪ぐらいまででしても上ランクのへ、と言い切っている。つまり、ランク9や10を志望する受験生には一念発起して「できればこのクラス・・」以上をと、言い切っている。敢えて二浪というのは、ランク10の学力だと高校の復習も含まれ、一浪では難しいかもしれないので二浪までとしているように見受けられるて、結構現実的に親切なアドバイスしているじゃん、と思った。

 この本は一体誰が主に読むのだろう。受験生が読むのなら良いと思うけど、その父兄が読むのは諸刃の剣かも。それでもこの本は20年ぐらい前から続いている。今や私同様中年になってしまった著者だけど、この調子での昔だと、もっとラジカルだったのかもしれない、という期待を持って15年前の本が届くのを楽しみにしている。
 この本は面白い。もちろんアマゾンの+送料での400円ぐらいまででのことで、身近に受験生とかがいないのなら、我が家のようなマイペースじゃない限り、新品の定価1,500円への割高感は否めない。

 写真がないと寂しいので猫パコのをアップ。
 ソファーでこの本を読んでいる時に、パコは私の布団を渓谷状にしてそこに挟まるように寝ていた。猫はこういう長い溝状のところに伸びて寝るのが好きだ。冬は当然丸くなるが。高校3年生とかがこれを見たら、猫は受験がなくていいなぁ、と思うかもしれない。しかし大人になっても「猫は○×がなくていいなぁ」、と思うことしばしだけどね。

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