ノーキョーさん

 え、万里の長城の道がコンクリート?というニュースがあってびっくり。↓

「万里の長城が当局の修復で“まっ平ら”に 日本でも『ばかなんじゃないか』の声」
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1609/23/news136.html

 国と国が大なり小なり問題を抱えた場合、たいてい何かしらの報復が必須なのは世界常識とも言え、それはどちらが先にやったから、というのはたいていどうでも良くなってしまうところがしばしば。
 民主党が尖閣諸島を国有地にした時、中国は(噂的に)官製破壊デモとして在中国の日本企業工場や店舗を破壊したのが一つの報復と言えるが、その報復の報復を取り敢えずもしなかったのが日本、というのがその中国での破壊デモは民衆がしたこととなっているからだと思う。
 で、その日本はどう報復したか、というのは、そのデモ以降、今でも続く頻繁に目にする対中国へのネガティブキャンンペーンニュースだと思うのだけど、こういう報復って、自分が日本人でありながらもかなり辛辣だな、とも思う。たぶん、中国人は尖閣諸島問題は気にしてはいるけど、破壊デモについてはとうに忘れている観がする。ま、それまでは良いところの中国だけを見せられていたので、良いところも悪いところも見据えて改めてお付き合いすることの大切さを教えてくれたかの破壊デモではないかと感じたりもするけど。
 
 上記のことがらにおいて日本人もいろいろ述べてはいるが、その前に万里の長城と同じ世界遺産
である京都の金閣寺だけど、これもどう見ても土台がコンクリートがむき出しになっているように見えるのだけど、どうなんだろうか。
 かの佛教大学に通っている時に唯一行って見たのが金閣寺だけど、復元であるのなら、白い岩とかを加工したものだと信じたいのだが、ちょうど順光時に見てそれは、やはりどっから見てもコンクリードだ。とすれば、少なくともコンクリートの万里の長城を日本人は笑えない。
 
 昨日、例の82歳になる叔父と台湾から戻ってきたけど、帰りの土産屋にて中国人観光客と一緒になった時、その光景に触発されてか、昔の「ノーキョーさん」の見聞を叔父から教えてもらった。
 40年ぐらい前辺り、戦後からアメリカ等に屈していた日本人はそのうっぷんを晴らすかように、蔑視観を持ち蔑視的な態度にて東南アジアなどを金マン旅行をしていたらしい。聞いたところからでは無学無教養傍若無人の単なる成金田舎者集団モードのようだ。
 当時の海外旅行は団体ツアーが一般的で、ホテル等に泊まれば今と同様いろいろな日本からのツアー団体と接し、そこにいわゆる「ノーキョーさん」をよく見かけたとのこと。
 すげーのは、毛糸の腹巻きとステテコ、サンダル姿、その腹巻きに札束をはさんでホテル内のレストランを始め、それで観光していたとのこと。ほんとなのそれ?
 そういうのを以前にずっと見ていたからだろう、叔父は海外旅行なのにいつもYシャツに背広を着ていたのを不思議に思っていたことに妙に納得した。ま、ステテコに腹巻きの叔父だったら、その場で台湾海峡に突き落としていただろう。

 ただ、今の感覚で過去のそういう先人達を笑うのはルール違反とも言え、自分もその当時の文化風潮に属していれば似たような感覚になったかもしれないからと思うも、「ノーキョーさん」で検索してみれば、それなりのズラズラと過去の懺悔状況が暴露されていたりもして、見たくなかった。検索しなければ良かった。
 世代で言えば、60代後半以降だ。こんなじじー達を私たちは面倒をみなければならないのか。少しは懺悔でもしろよ、と言いたくもなるも、当然すべてではなく少人数なんだけどね。ただ、この辺のじじー達の言う、「今の若者は・・」とか「今の日本は・・」、「昔の日本なら・・」とかいうのは全く聞く必要はないと思った。

 とすれば今の日本を旅行する中国人達は、その40年前の日本と同じとも言えるが、そのノーキョーさんからすれば、多少のトラブルを散見するも、まじめに旅行しているじゃん、と改めて思った。
 劣等感から下位のモノとしてアジアを捉え、旅の恥をかき捨てまくっていたのはやはり日本の恥だ。本国のお友達にたくさんの土産を律義にも買いまくり、それが(理由が良く分からないけど)炊飯器50個だって応援したくなるもんだ。
 中国人を卑下するのなら(韓国人でも良いけど)、フェアーに言いたいもんだ。でもフェアーになると言えるモノが少ないのだな、これが。

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