タマ抜いてホイ〜(その2)

Paquito 今日は早寝で一緒に寝るか、と思っていたところに娘が帰ってきた。
 入学式は来月だけど、ガイダンス等はもう始まっていて今日が大学初登校だった。この時期、どこの大学もそうだけどクラブ勧誘がすさまじく、昔の歌舞伎町の引き込みを彷彿させるぐらいの囲まれ勧誘おびただしい模様だったとのこと。
 正統的体育会系なグリーではなく「天使にラブソング」的な合掌、じゃなかった合唱をやりたいそうだ。で、その歓迎コンパなどがあるので、お初お酒体験として「千年の宴」とかいう飲み屋へ行った。お初なので甘そうな名前のハイを一杯だけ飲んだ。
 
 今日一日ハンバーガー2つだけで家事をやりまくったところでの酒は美味いだろうな、などと思って出かけようとしたところで携帯が鳴って出てみれば、大学(中退した文教大学)のクラブ「旅研究会」の後輩シマダからだった。
 後輩の中では一番つるんでいて、四畳半6000円のアパートに住んでいた時にその隣の部屋に越してきたヤツで、隣だから良く「センパイ~、飲みませんか・・」。「じゃ、おまえの部屋で飲もうぜ」と酒を持ってシマダの部屋へ行き冷蔵庫を開けてみれば、いつも昆布と味噌しか入っていない。結局つまみは私の冷蔵庫から、というやつ。でも、今はなき上野公園のレストラン「聚楽」でバイトしていたので、残り物を貰ってきて、それでつまみにして飲んだこともよくあった。
 同じくスペイン好きで、シマダの知り合ったスペインの女の子が恋人と日本に来たので、宜しくセンパイ~、と私に丸投げされ、日本滞在での保証人になったのがブルゴスのイサベルとロベルト。

 私の結婚式にも呼んで、最後に飲んだのは20年前の神田の赤提灯。千葉の農家の次男坊だからお金があり、いつもプラプラとバイトしながら雲のように生きていたシマダが電話口にて久し連絡しない不義理を述べた後に「ブラックアウトしていまして誰にも連絡しなかったのですがセンパイにはやはり連絡しました」・・ブラックアウトって何?
 「今、胃ガンになってしまって入院しているのです~」
 「へぇ、じゃ放射線治療とか?胃ガンだから除去かい?」
 「いや、検査した時には手遅れで、静養病棟にずっといるのですよ」
 「・・・おお、余命はどのくらい?医者はどのくらいって?」
 「怖くて聞けないからこのまま状態です・・」

 ばーちゃんの介護云々や猫パコの去勢手術とか、いろいろ続くね今年は。
 「ナカジマさん~、夢があればその夢をいつも強く思うのですよ、そうするとその夢は実現により近づきます」と言ったのは、スペインが好きで好きでしょうがなく自分で飲み屋を買い取って友達のスペイン人に経営を任せ、かつ別荘をも買おうとしていたコジマさんという友人が昔いて、結局夢果たせず還暦にて胃ガンでなくなってしまったのだが、偶然にもこの人と後輩は実は25年前にスペインにて会って一緒に飲んでいた。スペインのGuadixというところで。
 共にスペイン好きで、共に涅槃ルートは胃ガンで、共に名字に「島」が付く・・あ、私もいずれも一致しているぞ。私も胃ガンか・・、ま、分かりやすくて良いか。
 今週中にでも時間見つけて千葉の病院へゆくとするか。しょうがないから香典代わりに葬式用の写真でも撮ってやろうかと思っている次第だ。

Leave a Comment


NOTE - You can use these HTML tags and attributes:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください