介護○×級

 2月と3月はほんと、娘とばーちゃんのことで気をもんでいたのは、いずれも「通った」、「通らなかった」だからだ。英語のトエックとかだと「今回の点数は600点です」とかになり「あ、そうですか」で終わるのだけど。
 
 市役所から介護認定の通知がやっと届き、娘の大学合格通知同様に「介護1」と相成って一安心である。
 介護が付くと、指定された施設に入所することができる。介護の前の「要支援」だと入所できない、または優先入所順が低い、または割高になるなどの「差別」がある。
 ただ、そういう施設も希望するところだと順番待ち(つまり、入居者が死ぬまで)があったりしてなかなか大変なところがあるが、さいたま市はまだまだ良い方かもしれない。こういう場合は上を見ずに下を見るべし。
 
 これで、ばーちゃん、路頭に迷わず年金支給額内にて死ぬまで施設で暮らせることができた。いいな。
 だいたい介護認定者の施設は、安値にて月8万~13万(安いのは順番待ち長蛇の列)。現在の国民年金支給額は月6万円。10万の施設に入れたら毎月4万の持ち出しがあり年46万円。75歳から入所して85歳で死んだ場合、最低460万円の貯金がないとならない。実際は諸経費等があるので要600万円。おお、けっこうシビアだ。
 私の場合、何かで死ななかったら70歳で1千万円貰える生命保険に入っているのだけど(私の預かり知らぬところでカミさん名義でかけているかもしれない保険は別)、これで言えば、かつて韓国の占い師が「あなたは82歳まで生きる」という年齢までなんとか運が良ければ・・・あれ、この場合は、何かしらの身体不都合を生じさせた介護認定を貰わなければならないことになる。うーむ、なんか長生きするのも大変だなぁ。少なくとも痛風じゃ介護認定無理だ。
 70過ぎたら、ポックリとか癌とかでガーンとgo to 涅槃が良いな、と思うも、残念ながら涅槃リーチは誰にも決められず、そしてそのようになるのをコントロールできないところがあるのが難で、これには神や仏の介在はなく、まさにコギトエルゴスム(我思う、ゆえに我あり)でしかない。

 親の介護とは、親が子に教える最後の教訓で、明日は我が身だよ、を如実に示し与え、そして身近にそういう事象がないとなかなか分からず、ちょうど犬を飼ったことがないと犬を飼う実情がなかなか分からないというのと似ている~。

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