春先の猫パコ

Paquitoパコ 陽射しの角度が春になったので自室にも長い時間、陽が差し込むようになり、買ったは良いが、その後面倒をみなくなった娘のサボテンとカミさんの小さな盆栽を小さなテラスの上に置いている。本当は捨てたいのだけど生き物だからなぁ。早く枯れて欲しいと思うもこういうのは思いの他長寿だ。
 その植物の横に猫パコがやってきて日向ぼっこ昼寝をする。
 
 時々、机の上に乗っかって私のあごあたりに頭をスリスリするのは可愛いと思うが、それ以外は外観としてポーカーフェースだからちっとも可愛いくない。黒だからではなく性格か?
 首をかしげるとか、キョトンとした目つきなど猫特有な可愛い仕草はなく、甘噛みしながら痛くないネコキック等はなく、戯れる時には思いっきり爪を立てて思いっきりガブガブッ。しかし顔だけにはそういうことを決してしないのでやはり戯れているのだが、おかげで私とカミさんの手首は下手クソなリストカッターだらけになっていて、誰かがそれを見たら「DVっすか?」と思うに違いない。
 
 癒し風の猫動画や画像をサイトで良く見かけるが、その中で空き地に群がる猫のボスやいじめっ子風ギャングはやはり黒猫である。任意に10匹ぐらいの黒猫を並べてみると、どっから見てもみーんなうちの猫パコだ、になる。そして「黒豹」で検索したサイトの沢山の黒豹画像を見ると「なーんだ、パコの直系ルーツってここにいたじゃん」になる。ネコ科じゃなくて黒豹科だ。精かんと言えば精かんだけど、ペットに精かんさって必要か?つーか、ドーベルマンとかじゃないんだから精かんなペットは怖えーよ。

 以前は布団の上で寝ていたのだが、最近は寝ていると前脚で肩を叩くようになり、布団を開けてやると中に入り脇辺りで寝るようになった。猫飼い至福の時で冬場なら天然あんかだ。気持ちよく寝入った頃、猫パコは向きを変えて指を舐めまくり始め、それで目が醒める。
 舌でペロペロではなく、くわえながら歯茎を押し付けるようにベロベロビチャビチャ~、前脚で私の腕を踏み踏みするも興奮しているのか無意識に歯を立てて、じゃなかった爪を立てていて、ビチャビチャ濡れ濡れ痛い痛いで、あれ、こんなのはるか昔に経験したような?
 それでも少し寝入った後に気付いて布団をめくると脇の下辺りに猫パコの丸くて白い肛門が見えた。臭せーよ。しっぽで隠して下を見ると、舐め疲れたのがそのまま指をくわえたまま寝入っている。
 やれやれ、と思いながら枕元にある逆さになったティッシュ箱(猫のいる家ではたいてい逆さだ)から2~3枚抜いて布団の中の濡れた指をゴシゴシと拭ってそれを丸めて枕の先に投げる。あれ、似たような行為、はるか何十年前のローティーンの頃にやっていたことを思い出した。
 
 翌朝、寝言か?と思うくらい大笑いしているカミさんの声で目覚めてみれば、私の胸部あたりの布団の上で大の字になってうつぶせで寝まくっている猫パコがいた。変な夢を見るのはこの所為だったのだ。8時間寝たとしても疲れ取れるのだろうか。
 生後半年で早くも4kgを越え、3歳ぐらいの成猫になってしまい、デブ猫街道まっしぐらだ。来月、玉抜くから少しは変わるのを切望しているが、それでも寄ってくるから可愛いところはある。

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