西ゴート人を駆逐してイベリア半島を席捲したイスラムもレコンキスタによって徐々にイベリア半島以南に追いやられる中、最後の最後までそのイスラム圏アラブの威厳を保ち続けた孤島アルハンブラ宮殿。
その宮殿も終焉を迎え、明治維新の江戸城明け渡し同様、無血開城に立ち会う最後のアラブ国王がボアブディル。15世紀後半。
周りがカトリックであふれ返っているのにアルハンブラ宮殿だけはイスラム・・そんなところが何処かしら自分がやっているモノクロフィルムに投射された。
ライカがフィルムカメラの製造を中止。
たまたま見かけたブログ → http://e-bozu.at.webry.info/201006/article_25.html
ま、私のようにライカ+モノクロフィルムというのは、ライカユーザーの1%にも満たないから、こういうライカの発表は「ヘ」でもないけど、ライカブランドからの発表としては写真界からすれば大きな衝撃になるだろう。
ぶっちゃけて言うと、モノクロフィルムと印画紙がいつまで供給し続けてくれるのだろう?というのが切実な問題になってきた。
当社比として良いモノクロプリントの写真ができるようになってきたところに、えええ、終ってしまうの?
さて、これからズボズボとソーニューするぞい、というところに「お客様、お時間でございます〜」なんて言われるのと似ていて可能なら「延長宜しく〜」と言いたいところがあって、差し当たり富士フィルム、印画紙だけは宜しくねー。
モノクロなくなったらどうしよう?
適当にデジタルで撮ってプリントはvivipriとかのA3 680円のを頼んで、それっぽいカラー写真を発表・・・面白みに欠けるけど、そういう時代になってきそうで、それが良いと思わなければならないのか。
微妙な年齢だよね50歳って。
これが40歳とか60歳なら明確な割り切りができ、それなりの選択肢があるけど、50っつーのは前も後も中途半端・・・あ、だから不惑の50・・・あれ、不惑は40?
0 Comments.